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2006年1月 4日 (水)

「井村さんちの平飼い自然卵」その5

「良い玉子」について書いてきたが、最後は飼育環境。経済的価値追求の工場的畜産を見直し,家畜の立場に立って家畜福祉を向上させようとする動きが有る。ヨーロッパでは1965年に家畜福祉の原則「5つの自由」が提唱されて以降,家畜の健康と福祉の増進を目指した運動が進展し,2000年にはEUの有機畜産規制が定められ,また2001年のFAOとWHO合同食品規格委員会総会にて家畜福祉基準の遵守を盛り込んだ有機畜産ガイドラインが採択された。つまり、家畜の存在を、人間の経済的な都合だけで考えずに、その福祉や健康に配慮しようという考え方だ。背景には、鳥インフルエンザ等、家畜から人へ感染する病気や対抗菌にたいする予防策的な考えも有るが、家畜の福祉と言う考え方は、日本ではなじみが薄い。

以下、

コーデックスガイドラインによる、「有機畜産物」の四つの必要条件だ(FAO/WHO合同食品規格委員会)
①家畜に給与する飼料(原則として農薬、化学肥料を全く使わないで生産された「有機飼料」でなければならない。又は生産促進効果のある物質は、動物飼料として使用すべきではない。)
②家畜への投薬(家畜の疾病などにより動物薬を使用した場合、通常より長い期間畜産物として販売できなくなる。成長促進剤、成長促進又は生産促進効果のある物質は、認められない。)
③家畜の飼育環境(健康・福祉)(原則として家畜が屋外へ自由に出入りできるような環境でなければならない。原則として、自由に飼料を食べたり水を飲んだりできる環境でなければならない。)
④第三者機関による認定(上記のような条件をすべて満たして生産されているかどうか、第三者機関の検査を受け適合していることが認定されなければならない。)

Posted by 井村辰二郎 at 08:30 午前 平飼い自然卵 |

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