金沢農業 第二農場 ①
能登の輪島市門前町にある山是清に金沢農業の第二農場を拓く構想が試験栽培の段階にきた。農地の所有は、石川県農業開発公社。河北潟干拓地と同じ国営の事業で、能登の山奥に約60ヘクタールの農地を開墾した。多くの農家の方が入植したが、痩せた赤土と農業を取り巻く情勢でその地を離れ、多くの土地が、耕作放棄地として荒れ果てている。リンゴや葉タバコの栽培を続ける農家が数軒残っているが、ご苦労なさっているようだ。この農地を8ヘクタール借り受け、開墾。大豆を播種した。6月上旬の事だ。本年は、田植えの作業が早く終わり、麦の生育遅れで、6月上旬の仕事に余裕があった。先行して動いていた利用権設定の審査も通り、6月1日から8ヘクタールの農地にチャレンジした。往復4時間。私を含め5人のスタッフで、トラクター・播種機・堆肥を運び、精力的に大豆を播いた。「カッコウが鳴いたら大豆を植えよ」カッコウではなくウグイスの声が響く山間での種まきとなった。
Posted by 井村辰二郎 at 10:39 午前 営農 | Permalink
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