« 大麦の発芽 | トップページ | 有機大豆・はと麦 »

2006年10月14日 (土)

金子製麺

061012_131142_m 061012_131442_m 稲刈りから大豆刈の間に、古いお客様を尋ねた。小田原の近くで、東海道線の二宮駅から車で15分くらいの所にある老舗の製粉屋さん「金子製麺」。(全粒粉の餃子の皮は絶品)

何年前くらいになるだろうか、私が本格的に小麦を作り始める前に、無農薬の小麦「農林61号」を買い求めにいらっしゃった。当時はまだ有機JAS規格も無い時代。純粋に安全な国産小麦を求めて、北陸までいらっしゃったのだ。群馬県の生産者を中心に契約栽培をなさっていて、生産者の顔の見える原料にこだわりたいと、産直運動を支援してこられたせっかく、私たちの有機JAS原料を使って下さっても、加工の有機認証を取らなければ、有機小麦粉や有機麺とは表示できない。当然、割高の原料コストを製品に転嫁できない。生産者にも実需者にもジレンマがある。幸せになれない。原点に回帰して、お話を伺いに行くことにした。2回、金沢へきて下さったのに、私が出向くのは初めてだ。

農業情勢から、国産小麦の状況。平成19年から開始される「品目横断政策」の事。短い時間だったが、中身の濃い話ができ大変有意義であった。地産地消に勤め、国産小麦の振興に力を注ぐ大先輩。頭が下がる。

金子社長との会話を聞いていたのだろうか?次の朝、農業問題には無関心なマスコミが、珍しく農業のニュースを流した。「平成19年からの新しい農業政策の影響で、群馬県の小麦作付予定面積が18%減りそうだと。(群馬県は全国4位の小麦生産県)」

政府は、この国の農業をどんな営みに導くつもりなのだろうか?

Posted by 井村辰二郎 at 06:51 午後 農産工房「金沢大地」 |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/157937/12281624

この記事へのトラックバック一覧です: 金子製麺:

コメント

井村さん、金子さんとお付き合いがあったのですね~。金子さんのうどんも餃子の皮も大好きで、一年中食べています。私もいつか一度お尋ねしたいです。

投稿: クズハ | 2006年10月23日 (月) 23時26分

コメントを書く