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2007年1月10日 (水)

朝刊一面に「ひっそり」と

石川県の地元紙「北國新聞」の1月9日付け朝刊一面にひっそりと、環境省が大気の農薬濃度に基準を設け、散布された農薬を吸い込む事で人の健康に悪影響が出るのを防ぐ対策を講じることを決めたと出ている。今までは、口から入る農薬に対する規準や情報しか無かったのが、呼吸器や目等、人体に対する影響が検証される事は画期的だと思う。海外の研究機関からは大気中の農薬が危険で有る事は指摘されている。しかし日本では、例えば子供たちが遊ぶ公園で「アメリカシオヒトリ」の防除が無防備に行われる事もしばしばである。環境省の取り組みに農林水産省も積極的に加わり、生活者への情報開示と農家への情報提供・安全への指導を進めてもらいたい。

さて、本日1月10日の同紙一面に「ひっそり」と、農林水産省が「有機農業推薦へ相談窓口」との記事が載っている。新たに有機農業を始めたい人に対して、市町村に相談窓口の設置を促すなど、政府が有機農業の推進に向けて具体的な取り組みを始めたとある。

思えば多くの先輩たちが「異端」とされ、国や行政から冷たく扱われてきた歴史を思うと、新しい時代が来たのかなと感慨深い。私が脱サラして有機農業に取り組んでから、ようやく10年が経つ。金沢農業を取り巻く10年前の外部環境と今の環境も、相当変化がある。早10年、まだまだ10年。これからの10年をさらに充実したものにしたいと考える。

Posted by 井村辰二郎 at 09:07 午前 日記・コラム・つぶやき |

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コメント

有機農業って、


普通の農業のことでしょ。


手造りビール師
醗酵食文化研究家
気施気の坊主・美味しい醸造家 萬乃釀

投稿: 萬乃釀 | 2007年1月16日 (火) 13時34分

コメントありがとうございます。私の中では、普通の当たり前の農業です。しかし、有機農家の数や耕作面積、有機農産物の数量、そして消費者の意識を考えれば、少数派ですね。

投稿: 井村辰二郎 | 2007年1月16日 (火) 14時16分

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