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2007年2月28日 (水)

帆立貝

070228_185343_m 函館に住む叔父から帆立貝が届いた。今晩の食卓に間に合うだろうか。早く帰らなければ間に合わない。

帆立貝は貝殻以外は食べれるが「うろ」と呼ばれる部位だけは食べないほうが良いそうである。カドミウムや砒素が多く含まれている場合が有るらしい。
産地の水産加工場では、この貝殻と「うろ」が産業廃棄物となり困っているようだ。貝殻はカルシウムやミネラル(微量要素)に富。「有機農家井村辰二郎」的には、有機肥料としてリサイクルすべきだと考えるが、そうも行かないらしい。カキ貝の貝殻はカルシウム肥料やニワトリの餌として再利用されているが、帆立貝はうまく利用されていないらしい。北からの運賃などがネックになっているのだろうか?北海道・東北の農家さん頑張って利用してください。(願

さて、問題になるのが「うろ」重金属が含まれるならば、堆肥化も困難。やっかいな廃棄物だ。実は、金沢農業も8年程前、金沢中央市場等から出た魚のアラ(頭や骨、内臓)と米ぬかを粉にした魚粉を、ぼかし原料として近くの処理施設から買った時期があったが、中止した経緯がある。魚の内臓から重金属が検出されるという新聞記事を読んで、直感的に危ないと感じたのだ。

山の湧き水から始まりミネラルを多く含だ川の水ミネラルは、プランクトンの餌となりやがて食物連鎖の長である大型魚の胃袋へ入り、最終は人間や野鳥の胃袋へ入る。山林や大地が汚染されれば川、海が汚れ、やがて人に帰ってくる。農薬で危険視される環境ホルモンも同じである。

リサイクルは重要だが、それ以前の抜本的な問題が多いようにかんじる。美味しい「カニ味噌だわ」なんて言ってられるのも、私の代で終わりかもしれない。

帆立貝を見て「森は海の恋人」の著書で有名な畠山重篤さんの活動を思い出した。改めて素晴らしい活動だと思う。とにもかくにも環境問題は、自分のできることから始めるしかないのである。

食事前で、魚好きな方には申し訳なかったが、海のものとて大地に深く関係していることを意識して欲しかった。

海の汚染の話はともかく、今晩は、帆立を美味しくありがたく頂くことにする。

熱燗でキュッと。いけません。いけません。節酒中でした。

一句 「海恋し 山彦食らい 落ち帆立」

Posted by 井村辰二郎 at 07:09 午後 日記・コラム・つぶやき | | コメント (1) | トラックバック (2)

2007年2月27日 (火)

啓蟄

070227_190346_m二十四節気の啓蟄(けいちつ3/6頃)にはまだ早い。

夕方、家に帰ろうと工場の電動シャッターを開けると、真正面に「カエル」がいるではないか。
トノサマガエルより一回り大きく、ガマガエルより一回り小さい。体の表面は土色で、いかにも今出てきましたと言ったかんじだ。動物は大好きだが、大きな目を見開いてニラム様に、ギョッとした。
何しにきたんだ!!工場の虫でも食べてくれるのか?
ノロノロしていると車にひかれて死んでしまうぞ。
手を近づけてもピクリともしない大物。
しょうがない、田んぼに逃がしてやるか。
ブログを書くまで、待ってろよ。
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一句 
「かえるなよ 俺のお告げを聞いてゆけ」

Posted by 井村辰二郎 at 07:23 午後 お客様 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年2月26日 (月)

風の谷のナウシカ

「有機農家 井村辰二郎」は、自分の農業経営の理念として「千年産業を目指して」を掲げている。何か悩んだり、迷ったりするときに、必ずこの理念に照らし合わせて検証する。場渡り的な決断ではなく、自分が死んだ後も価値として認められるか、千年先の子孫が幸せになれるか。もちろん未熟な事も多く判断を誤ることも多いのだが・・・・。

私は、有機大豆・有機小麦・有機大麦・有機米・減農薬米、合計250ヘクタール(2毛作分も含める)近くになる営農の中で、殺虫剤・殺菌剤・化学肥料はまったく使わない。

自分の哲学は、幼年時代自然と共に遊び、学校や社会に出て学んだことが、総合的に形?となってきたのだと思う。

さて、「風の谷のナウシカ」の中のセリフで「殺さないで、この子達は何も悪いことをしていないの」実は、殺虫剤について考えるときは、常にこのセリフが頭に響く、もちろん使う前提で考えるのではなく、コメントを求められたり慣行栽培農家が使用するのを見たときである。一寸の虫にも五分の魂。益虫・害虫、見境なしに殺してしまうのは、反対である。生態系の一部であり、彼らにも生まれいずるミッションがあるのだ。

自然を愛で、自然と共に営む。千年以上の良い風に守られ、生活を営む「風の谷の人々」の様に。日本人の心の中には、必ず受け継がれている真理だと信じるのは私だけだろうか。

お世話になっている先輩から、感慨深い詩をご紹介頂いて・・・。          

   「若麦と 陽虫鳥雨 先(せん)の風」

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Posted by 井村辰二郎 at 09:27 午前 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年2月24日 (土)

杭打ち

070223_092025_m 070223_092032_m_1 毎年恒例の河北潟一斉美化デー。農家が中心となりボランティアも参加する、ゴミ拾いだ。私とレンコン農家のM先輩は、桜の植樹チームに配属された。河北潟干拓地の堤防沿いに新たに100本の桜の植樹をする。新しく始まる農業政策、農地・水・環境向上対策の為、新しく組織された「グリーンアース河北潟」の活動だ。強風から桜の苗を守る為に、杭を2本づつ打ってゆく。昔、父親が元牛の放牧をしていたとき、杭打ちを手伝った事が有るが、中学生の私にはとてもできる仕事では無かった。畦塗り(田んぼの畦の修復)と杭打ちは、農業の仕事の中でもハードな仕事なのだ。今回は、細い杭で足元に傾斜があるので、最初は楽勝と思ったが、200本の杭を4人で打っていったので、延々と続く作業はさすがに結構キツカッタ(体がなまっている)。ともあれ、8時半に開始した作業が11時前には終了し、めでたしめでたし。いまから、桜並木が楽しみです。参加してくださったボランティアや関係者の皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました。

北國新聞、本日の朝刊によれば、回収したごみの量は18トン、冷蔵庫や古タイヤ、様々なゴミが農地へ捨てられていたとのこと。不法投棄が多いのは、毎年のことだが、年々ゴミの量が増えていると感じるのは、私だけだろうか?

一句 「杭打てば 地より打ち出る 小春かな」

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Posted by 井村辰二郎 at 07:02 午前 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年2月23日 (金)

拝啓・敬具

070223_112154_m_1 070223_112255_m 先般、金沢市高岡中学「職業人を囲む会」に参加した事をブログに書いた。昨日、12名の生徒たちから嬉しいお手紙が届いた。カリキュラムの一貫として、お礼状を書く勉強なのかもしれないが、御手紙を頂くのはやはり嬉しいものだ。(何故だか全員男の子からの手紙だった)字が綺麗なのにビックリしたのと、拝啓から始まり敬具で終わる手紙を拝見して、自分自身、長く手紙を書いていない事に気付いた。昨年の春にお世話になってい る先生に出したのが最後で、お世話になった方や、ご無沙汰している恩人に対して、年賀状以外のものは、一年近く書いていない。年賀状といってもパソコンで制作し、宛名書きまでプリンター任せである。妻は筆がたつので、一言づつ丁寧にコメントを書き加えているが、私はほとんど書き足していない。最近、池田晶子さんの「41歳からの哲学」を読み「言葉」や「書くこと」について、プチ哲学していたところだったので、生徒からの手紙を受け取って、考えるこが多くあった。言葉や手紙をコミュニケーションの手段と考えるならば、イーメールも同じく手段である。

有島健郎の「おしみなく愛は奪う」の中で、うる覚えだが(言葉は手段であり目的では無い、言葉を乗り物に例え、心を人に伝えるために、なんと不便な不自由な???乗り物に乗らなければならないのだろう)こんな風な一節があった。しかし、池田先生の本を読むと、言葉や手紙も目的になりうるような気がする。

手紙を書くことを目的に、手紙を書いてみようと思った。
中学生の時「手紙の書き方」と言う本を買って「ラブレター」の書き方を勉強した自分は、もう42歳の叔父さんである。

Posted by 井村辰二郎 at 11:51 午前 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (3)

2007年2月18日 (日)

金沢市豆腐生産工業組合

070218_141723_m 金沢市の豆腐組合の皆様が15名程で、視察にいらっしゃった。昨年夏の農繁期に一度、電話でのご依頼を頂いたが、農作業の一番忙しい時期で「農閑期にどうぞ」とお断りした。(実は、お断りした後、地元なのに少し冷たかったかな、と気になっていた)地産地消を理念に掲げる有機大豆生産農家が、地元の豆腐職人の先輩方の訪問依頼をムゲに断るのだから、この若造「有機農家 井村辰二郎」は、まだまだ青い。(反省)一方、大先輩の組合長は、懐が深く、今年に入って再び、本日の視察依頼を頂いた。(当然ありがたくお受けした)光栄なことである。
さて、豆腐作りの大先輩達に工房を見て頂き、豆腐のお話をするのだから緊張する。私なりに、有機大豆の事や、国産大豆の事、石川県産大豆の話をした。また、有機小麦・有機大麦・有機米による有機食品加工の話など、国産農産物の存在価値や有機豆腐・有機納豆・有機醤油・有機小麦粉・有機麦茶等を買い求めるお客様の声をご紹介した。また、大手が台頭する食品メーカーの中で、町の豆腐屋さんと、パン屋さんが頑張ってらっしゃる例を挙げ、技術とこだわりで、大企業と戦いましょう。町の豆腐屋さんは、地産地消やスローフードの優等生です。と心からエールを送らせて頂いた。残念ながら、有機大豆を使用してらっしゃる方はゼロで、国産大豆使用も数件、石川県産大豆は1・2件とのことだったが、是非地元産の大豆を使って欲しいとお願いした。

流通への卸価格に苦労して、大変ご苦労の多い豆腐業界、同じ豆腐を作るものとして、業界の発展を願いたい。本日は、農場へ視察に来ていただき、ありがとうございました。

Posted by 井村辰二郎 at 02:55 午後 お客様 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2007年2月17日 (土)

白鳥たち

070206_120213_m 暖かいと思ったら寒くなる、北陸の春まで、まだ少し時間があるようだ。冬の間、有機米の冬水たんぼ等で羽を休めた「コハクチョウ」達が、いよいよ北へと飛び立つ時期が来た。少し暖かくなり、春の足音が聞こえるこの時期は、白鳥たちの動きも、どことなくソワソワした感じがする「もうすぐお別れだね」年中さんの幼い息子とお別れに行って来た。来年また来てくれますように。※そういえば、今年は、マナ鶴がこなかったなー。

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Posted by 井村辰二郎 at 08:19 午前 河北潟の自然 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年2月16日 (金)

農林水産省

070213_192232_m 2月13日「全国有機農業団体協議会」の呼びかけで、北は北海道、南は九州まで、全国から集まった約50名(生産者・消費者・流通・認証団体等)と農林水産省の担当者約10名との意見交換会が行われ、私も参加した。「有機農業推進法」が施行され、今年度中に農林水産省による国の「基本方針」が策定される予定だ。2時間の会議の中で、要望や苦情、30年間日の目を見なかった日本の有機農業を実践されてきた諸先輩方からは、様々な意見が飛び出し、農林水産省の方々が苦笑いをなさる場面もあった。私も、有機穀物生産農家として、19年度から実施される「品目横断的所得安定対策」や「農地・水・環境対策」と有機農家がマッチしない現場の状況を説明した。

070213_165235_m_1 問題は多様で、施法後数ヶ月で全てが解決するはずなどないのだが、今回参加して良かった事は、農林水産省という、いろんな意味で巨大な組織が、生産者や生活者の声に、耳を傾けているという現実を体験することができたことだ。素直にありがたく、嬉しく思った。父親の時代ではあり得なかった事だとも思う。役員の中島先生も発言なさったが、いろいろな方々とのコミュニケーションを通じて、実のある政策に結びつけること。このことが大切と感じた。

当日参加してくださった農林水産省の方々へ、御礼申し上げるとともに、この国の農業を正しい方向へ導いていただきたいとお願いしたい。「美しい国日本」に、有機農業は必要な営みなのである。

Posted by 井村辰二郎 at 03:03 午後 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年2月 9日 (金)

総合学習「職業人を囲む会」高岡中学

金沢市立高岡中学校のお招きで、一年進路学習「職業人を囲む会」の講師として教壇に立った。今回私は初めての体験となったが、控え室にいらっしゃる様々な業種の講師の方々。20名位いらしただろうか。たまたま同じテーブルになったのが、車のディーラーさんと銀行員さんそして、民放ローカル局のベテランアナウンサーさん。石川県にお住まいの方ならお馴染みの顔だ。当然お話のプロであり、数年来この企画に参加してらっしゃるようだ。(余裕の大先輩でした)さて、私「有機農家 井村辰二郎」食育や有機農業の話をすることは多いが、進路学習なるものは初めての体験。中学生相手も始めてである。20分という持ち時間は短いようで長い。私の話が、就農者の増加に直接つながるわけではないが、農業代表のようだ。少しプレシャーを受けながらも、礼儀正しく純情な生徒さんたちに助けられ、大役を終えることができた。以下、ホワイトボードに書いたお話のエッセンスをまとめてみた。

農業→Agriculture
農業の起源→紀元前9000年 メソポタミア文明・チグリスユーフラテス川・シュメール人
農業は最も古い産業のひとつで、私たちの生活に深く結びついている
衣・食・住
衣→綿花・ウール・絹
食→農産物
住→イグサ(畳表)わらぶきの屋根
第一次産業→農林水産業
第二次産業→製造・建設・・・・・
第三次産業→流通・教育・サービス業・・・・
私の農業は今村先生が提唱した。第六次産業
※金沢大地の商品を見せて(有機醤油など)
農場→生活者まで
原料を生産し
加工して
生活者まで届ける
1+2+3=第六次産業(最近では1.5次産業やIT等4次産業・5次産業、様々な考え方を話す)
結び、
様々な職業が有り、農業もそのひとつであるが、全ての産業が複雑に結びつきあって社会が成り立っている。
職業に線引きをしないで、自由に夢を持って行動すれば、ヤリガイの在る職業に結びついて行く。
中学・高校・大学の勉強は必ず社会で役立つものであり今の時間を大切にして勉強してほしい。
※メソポタミア文明の話をこんなところで話そうとは中学のときは考えていませんでした。

子供たちとコミュニケーションをとりながら自分も楽しむことができ、良い体験をさせていただきました。関係者の皆様、なによりも純粋で良い目をしている生徒さんたちありがとうございました。

水を差すようですが、会社に帰ってきて、Yahooニュースのトピックスで、65%の先生が総合学習削減を・・・の記事を読んで、複雑な気持ちになりました。教育再生が子供たちにとって良い方向へ行くことを願ってやみません。(願うだけではだめで、何か行動を起こさなければ)

Posted by 井村辰二郎 at 05:43 午後 日記・コラム・つぶやき | | コメント (2) | トラックバック (1)

2007年2月 8日 (木)

鴨は大麦若葉が大好き~その後

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やられた、やられた。「有機農家 井村辰二郎の有機小麦畑には鴨が入らない」などと豪語するものだから、天罰が下ったのか、チラホラと鴨の食害が目立つようになってきた。水はけの悪い畑を中心に、15ヘクタール位食べられただろうか。このブログで鴨の食害を報告した後に、テレビの全国放送で何度も取り上げられたらしく、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれない。本年は降雪が少なく、渡り鴨の数も多いらしい。ここ数年では最大の被害が報告されているそうだ。仲間の農家で80%も被害にあってる方もあり深刻だ、私の圃場はまだ被害が少ない。食べ方も、麦踏の効果で食べにくいのか、葉先をついばむ程度である。麦の葉も暖冬の好影響で徒長が早く、食べられても食べられても伸びてくる感じだ。有機小麦への食害のストレスで、かえって分ゲツが増えて増収するのでは?などと分析し、脳天気なことを言っていると、さらに天罰が下るかもしれない。いけません、いけません。いずれにしろ、自称愛鳥家の私としては、鴨達が北へ帰るまでの間、心穏やかにして天命を待つのみである。最初の写真は、葉先が食べられた有機小麦「ユキチカラ」葉先が綺麗に無くなっている。パン用の強力粉で人気の商品だ。ユキチカラの作付けは、この圃場だけなので「鴨さん全部食べないでね」
最後の写真は、一番早く播いた有機大麦。
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Posted by 井村辰二郎 at 02:46 午後 有機小麦・大麦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年2月 7日 (水)

長良川

大型機械を駆使した土地利用型農業は、設備産業である。有機栽培といえども例外ではない。有機の為に、慣行の農家より効率が悪い事も多い。私の有機圃場は、慣行栽培の畑よりも雑草が多く、収穫のコンバインや、乾燥・調整をする過程でも雑草のクズが作業の能率を悪くする(乾燥機のトラブルや選別機械の能率ダウン)有機米・有機小麦・有機大豆・・・等等全てにおいて同じである。岐阜の山吹町に在る(株)児島精機さんを訪ねた。探していた中古の粗選別機とプレクリーナーと呼ばれる機械を見るためだ。児島精機は農協の農業関連施設や精米工場の設備を設計・施工・メンテナンスなさる会社で、豊富な経験と知識を持ち、私たちの要望にも親切に対応してくださる。私たちが相談するのは、中古の機械ばかりで、ほとんど利益にならない仕事にも、お付き合いくださる。農民のみかたである。北陸自動車道を森本インターから入り富山経由で北陸東海自動車道へ。途中工事区間下道を通り、目的地まで約3時間で到着した(雪の白川郷が美しかったです)関インターで降りてから長良川の河川沿いを通り、鵜飼で有名な場所も案内していただいた。2月とは思えないほど穏やかな日で、長良川も美しく清らかに流れていた。帰りの車で、下呂温泉を横目に見ながら。日帰り小旅行だった。有機農家井村辰二郎、今度は観光で訪れたいと思った。写真は購入予定の中古粗選別機。070205_115853_m

Posted by 井村辰二郎 at 02:42 午後 農業機械・設備 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2007年2月 4日 (日)

フェアトレードくらぶ&コミュニティトレードal

昨夜は、野々市にある「フェアトレードくらぶ&コミュニティトレードal」さん主催の「農家とお客様の勉強会(交流会)」に招かれ、2時間近くお話しさせて頂いた。alさんは、金沢近郊では草分けの自然食品店「のっぽくん」の2階にあり、お嫁さんの「クズハさん」がフェアトレード活動やカフェなどの経営をなさっている。今回のお題は「有機小麦」で、私の「有機小麦」でスタッフや関係者の方が焼いて下さったパンやクッキーケーキの試食を交えながら、アットホームな雰囲気で行われました。前回の勉強会が、先輩農家の福田さん(普及員を辞めて就農)で、お米や地産池消をテーマに話され、大変好評だったそうだ。前日のメールで「地産池消、以外の話をお願いします」とリクエストが有り、何を話そうか悩みながらの会場入りとなった。フェアトレードに関心が有る方々で、地産地消以外との事なので、WTO・FTA・EPA交渉と品目横断政策を例に、今後の国内農業環境を小麦・大豆・米の価格を交えながら少し難しい話となってしまった。帰りの車の中で、一緒に参加した妻から、数字が多く難しすぎると指摘され、反省しきりである。しかし、暖かい言葉の質問やコメントに助けられながら、なんとか2時間の講演を終える事ができました。alスタッフの皆様、参加くださった皆様、遅くまでありがとうございました。皆様に触れ、お声を頂く事が、今後の営農の一番の励みとなります。今回は本当にありがとうございました。http://ameblo.jp/al-mutsumi/

Posted by 井村辰二郎 at 07:14 午前 日記・コラム・つぶやき | | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年2月 3日 (土)

出糀

有機大豆と有機米の糀をセットで出荷。ありがたいことだ。まだまだ県内中心だが、自宅でこだわりのお味噌を仕込まれる方々が、農産工房「金沢大地」指名で使ってくださる。良い大豆と糀が手に入れば、味噌作りは以外に簡単である。水分や塩の量を好みで変えられるし、一年近く寝かした後、美味しい味噌が出来上がったときの喜びは、大変なものだ。手前味噌なる言葉があるが、言葉通りと感じる。さて、米糀味噌は糀造りがポイント。作業のウエイトとしては七割位と考えている。米トギ・浸水から・蒸し・糀菌のすり込み・一番手入れ・二番手入れ・出糀まで、3日間の時間と、きめ細やかな温度管理が必要となる(現在はサーモによる自動管理)。糀作りはまたゆっくりレポートしたい。写真は出荷を待つ「有機大豆」「有機米」の糀。2枚目は1番手入れの糀。
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Posted by 井村辰二郎 at 01:08 午後 農産工房「金沢大地」 | | コメント (2) | トラックバック (1)

2007年2月 1日 (木)

小児気管支喘息

有機農家4人家族、妻以外はアレルギー体質だったりする。子供二人は、牛乳卵のアレルギーで、娘は克服したが、下の男の子は牛乳を飲めない。そして、深刻だったのが、気管支喘息。幼い頃に3回の入院経験がある。ハウスダストに対するアレルギーで、旅行の時などは、今でもネブライザー(吸入器)を携帯する。結婚と同時に新築したヤスブシンの在来工法住宅。中途半端な機密性と断熱性、結露とカビで悩まされている。家については機会がをみてレポートするが、今日は、衣食住のなかで食の話。我が家の喘息対策は、「加賀レンコンのお味噌汁」そして「大根の上に、じろ飴を乗せてその汁を飲むこと」風邪による喉の痛みなどにも効果がありお勧めだ。
実はこの「じろ飴」金沢の名物で、俵屋さんが有名なのだが、私のお勧めは、奥能登「横井商店」の飴。スローな製法で、原料にもこだわっている。
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この「じろ飴」の原料が「大麦の麦芽」(モルツ)と「お米」である事を知る人は、案外少ない。金沢農業の「有機大麦」と「有機米」で、オリゴ糖たっぷりの健康的で美味しい飴ができるのだ。
実は、就農10年を記念して、久しぶりに二つの新商品開発を行うことにした。その第一弾が「有機じろ飴」である。
昨日から風邪気味で、風邪が喉についた。写真は「大根とじろ飴」。2時間くらいで、大根とのコラボレーションが終了する。喉に流し込んで、豆腐つくりだ。気合!!

Posted by 井村辰二郎 at 08:35 午前 有機小麦・大麦 | | コメント (2) | トラックバック (0)