拝啓・敬具
先般、金沢市高岡中学「職業人を囲む会」に参加した事をブログに書いた。昨日、12名の生徒たちから嬉しいお手紙が届いた。カリキュラムの一貫として、お礼状を書く勉強なのかもしれないが、御手紙を頂くのはやはり嬉しいものだ。(何故だか全員男の子からの手紙だった)字が綺麗なのにビックリしたのと、拝啓から始まり敬具で終わる手紙を拝見して、自分自身、長く手紙を書いていない事に気付いた。昨年の春にお世話になってい
る先生に出したのが最後で、お世話になった方や、ご無沙汰している恩人に対して、年賀状以外のものは、一年近く書いていない。年賀状といってもパソコンで制作し、宛名書きまでプリンター任せである。妻は筆がたつので、一言づつ丁寧にコメントを書き加えているが、私はほとんど書き足していない。最近、池田晶子さんの「41歳からの哲学」を読み「言葉」や「書くこと」について、プチ哲学していたところだったので、生徒からの手紙を受け取って、考えるこが多くあった。言葉や手紙をコミュニケーションの手段と考えるならば、イーメールも同じく手段である。
有島健郎の「おしみなく愛は奪う」の中で、うる覚えだが(言葉は手段であり目的では無い、言葉を乗り物に例え、心を人に伝えるために、なんと不便な不自由な???乗り物に乗らなければならないのだろう)こんな風な一節があった。しかし、池田先生の本を読むと、言葉や手紙も目的になりうるような気がする。
手紙を書くことを目的に、手紙を書いてみようと思った。
中学生の時「手紙の書き方」と言う本を買って「ラブレター」の書き方を勉強した自分は、もう42歳の叔父さんである。
Posted by 井村辰二郎 at 11:51 午前 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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