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2007年4月30日 (月)

Organic barley

Oomugi 有機大麦の生長が旺盛だ。
ゴールデンウイークの大麦の美しさは、体験しないとわからないと思う。

D30070430_002 風が走れば、穂を揺らし。
太陽がが沈めば、穂先の毛が染まる。
様々な表情を見せてくれる大麦畑。
収穫の季節は後一ヶ月後に迫っている。

美味しい麦茶が届けられますように。

一句 「おおヒバリ 畑に土産をおいて行け」
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Posted by 井村辰二郎 at 03:12 午後 有機小麦・大麦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月28日 (土)

No music No life

Nomusic_2 午後からお休みを頂き、娘のピアノの発表会へ出演した。
30年ぶりのフルート演奏、緊張したのは言うまでもない。
音楽は大好きで、高校大学時代はバンド等もしていた。
芸術やスポーツ、趣味は人生の幅を広げてくれる。

仕事仕事仕事!!
嫌いな生き方ではない。
むしろ楽かもしれない。

仕事一筋で育ててくれた父と母。

「ありがとうございます」の言葉以外で表現できない。

さて、私が父親としてできる事は何だろうか。
自分らしく生きること。
子供が離れてゆくまでに、沢山の思い出作りをすること。
有機栽培農家「井村辰二郎」
幸せいっぱい、多忙である。

YouTubeはやめときます。(汗

一句 「生き方や 親子で響け永久の道」 

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Posted by 井村辰二郎 at 08:57 午後 日記・コラム・つぶやき | | コメント (3) | トラックバック (1)

2007年4月27日 (金)

安全・安心そして品質

070427_142233_m 水田では、早生品種「あきたこまち」の田植えがピークだ。

本日は上京し、らでぃっしゅぼーや「米生産者団体事務局員集会」に参加した。
堅苦しい名称だが、重要な集会だ。
農産課さんの主催で全国からお米の生産者の代表約30名が集まり「商品取扱基準」「お米の出荷規格」を中心に4時間の会議が行なわれた。


居眠りしている生産者なんていませんでしたよ。

井村辰二郎のお米は、東名阪を中心に全国へ出荷される。
流通の形態は様々だが、120トン以上のお米を、沢山のご家庭で食べて頂いている。

「ありがとうございます」

さて、お客さまに対して、生産者がお返しできる事は。
1、安全安心は当たり前
2、美味しさ
3、品質

当たり前の事だが、この三つを達成するには、日々の精進が必要である。
稲刈り後の土作りから始まって、食べ物としてお客さまの口に入るまで、様々な手間をかけなければならない。
「米」なる漢字は、八十八手と書くと言われるが、生産者としては八十八手どころではない。
最後まで気が抜けないのである。
例えば、
毎年、同じ農法で栽培しても、お米が熟する時期の高温で水管理に失敗すれば、お米が白くなってしまう事がある。
例えば、田んぼで手塩にかけて育て、収穫しても、その後の乾燥→籾スリ→袋詰め→一時保管→精米→運搬の工程で失敗があれば、品質が悪くなってしまう。

お米生産者はその道のプロフェッショナルであり、結果に対する責任を負わなければならない。
堅苦しい話になってしまったが、この集会の真剣さ臨場感をお伝えしたかった。

Posted by 井村辰二郎 at 09:14 午後 有機米 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月25日 (水)

田植が始まりました

070425_115910_m 070425_113618_m本日から、 予告通り田植えを開始した。
朝から、寒気の影響で気温が下がり風が強く、田植え日和とは言えないが、この時期になって、一日の早い遅いで悩む事はない。夏の農繁期に向けて前進あるのみだ。
さて、新旧交代は田植え機の話。
田植え機は精密機械のようにデリケートな機械で長持ちしない。青の田植え機は10年選手で900時間以上稼動している。トラクターなら程度の良い中古車のランクだが、田植え機の900時間はポンコツである。

エンジンは調子が良くても、植え付け部の部品など、後部の植え付け用ユニットがくたびれてくるのだ。水田でハマらないように軽量化されている事もあり、プラスティックの部品が多いのも耐久性が無い原因だ。

8条植えの田植え機は、高級機なら300万円近くになるので、すぐに買い換えることもできない。

緑の田植え機は昨年導入した新しい機械。

もう一台購入したいが、ぐっと我慢である。

一句 「早乙女の 姿いとえば いと易し」

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Posted by 井村辰二郎 at 12:25 午後 有機米 | | コメント (0) | トラックバック (2)

2007年4月23日 (月)

両手に、うすくち・こいくち、笑顔

070421_142128_m うれしいお客様がいらっしゃった。
農産工房「金沢大地」のお醤油生産者。
足立社長と片上社長。兵庫県と奈良県で、昔からの伝統的な製法を守りながら、有機JAS認証の有機醤油を仕込んでくださる。
日本の食卓には無くてはならない醤油だが、原料や製法については、様々だ。
有名なところで、脱脂大豆を使うのか丸大豆を使うのか。
添加物にアミノ酸を入れるか。
色を出すためにカロチンなどの色素を添加するか。

是非、ご家庭のお醤油のラベルを見ていただき、原料・添加物を確認してみてください。

小麦
大豆

これが一番シンプルな醤油の原料です。
効率が悪く、スローな食品。
でも、素朴で心地よい味がします。
シンプルなお醤油、お勧めです。

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一句 「風土に 味を醸すは この笑顔」 

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Posted by 井村辰二郎 at 10:07 午前 お客様 | | コメント (2) | トラックバック (1)

2007年4月21日 (土)

有機小麦畑

昨夜から降っていた雨が止んだ。金沢は暖かい朝である。
気の早い農家は、昨日あたりから田植えをスタートした。
金沢農業は、代掻きのピークで、田植えは来週中ごろからとなる。

この季節の適度な雨は、有機小麦や大麦にとって恵みの雨である。
田んぼの春仕事の妨げにもならないので、適度な雨はありがたい。
暴風雨にならない限り、春の農作業は着々と進んでゆく。
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写真は、有機小麦の走り穂。
6月中旬の刈り取りまで、実を充実させる大切な時期だ。

一句 「田植前 夢膨らます穀雨かな」
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Posted by 井村辰二郎 at 10:14 午前 有機小麦・大麦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月19日 (木)

田植えを待つ苗

070419_072451_m 早場米の産地である石川県は、田植えが早い。気の早い農家は今週末には田植えを開始する。金沢農業でも数年前までは、4月の20日前後に開始していた。
早く植えることは、麦刈り→豆まきの農繁期にかからないように、作業を前倒しする意味がある。しかし、本年はなんとなく「いやな予感がする」ので、ゆっくり田植えをすることとした。ゴールデンウイークまであと一週間我慢することにする。(きっと我慢できなくて25日頃には始めそう)
いやな予感とはズバリ「ラニーニャ」の発生。昨年度は「エルニーニョ」現象が原因で、暖冬だったが、春になってからは、太平洋赤道付近の海水温が下がり「ラニーニャ」が発生しているそうだ。
「ラニーニャ」が起こると、日本では猛暑になることが多い。
稲が穂をつける時期に気温が高いと、お米の中心部や全体が白くなり品質が低下する。近年では、農協等が中心となりコシヒカリなどの遅植えを推奨している地域があるが、まさにこの対策である。
もうひとつは「遅霜」の心配。ここ数年は異常な天候が多く、4月下旬にミゾレが降ったり、極端に気温が下がることがある。
せっかく早く田植えをしても、低温に当たった苗は、黄色くなり、結果として生育が遅れてしまう。
異常気象時代の農業は、科学的な危険回避とリスク分散が重要となる。
前にも書いたが、異常気象による凶作は、偶然ではなく必然と考えるべきだ。
もはや、気まぐれで気性が荒い「現代気象」(造語)を、異常気象とは呼べない気がする。
地球温暖化による「二十一世紀気象」とでも呼ぶべきであろう。

一句 「朝日背に 苗答えなく 無力かな 」
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Posted by 井村辰二郎 at 12:25 午後 有機米 | | コメント (2) | トラックバック (1)

2007年4月16日 (月)

兼六園

070415_141355_m 娘と息子が、兼六園へお花見につれて行けとねだる。昨年連れて行ったのが心に残っているのか、熱心だ。
日曜日の昨日、無料開放の兼六園へ家族と出かけた。

私の子供の頃は、春先の農作業で忙しく、夜桜を見に連れて行ってもらった記憶しかない。
満開の頃に行けることは少なく、しだれ桜や八重桜が印象に残っている。

兼六園の桜も見頃を過ぎ、花びらが舞っている。
そろそろ葉桜の季節となるが、これはこれで風流だ。

さて子供たち、香林坊から歩いて、兼六園に着いたとたんに「お腹がすいた」と暴れだす。
花見だんごを買ってくれと暴れる。

ははぁー☆
どうやら、子供たちのお目あては「花見団子」だったようだ。

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「花より団子」
めったにおやつを買い与えない私と妻が、珍しく笑顔で財布に手を伸ばす。
子供たちの作戦にしてやられた。

本格的な田植えシーズンを前にして、心やすらぐ休日を頂いた。
感謝。

一句 「花吹雪 戸室の風や瓢池(ひさごいけ)」
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Posted by 井村辰二郎 at 06:29 午後 日記・コラム・つぶやき | | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年4月14日 (土)

有機大麦畑

070414_151658_m 名古屋からお客様がいらっしゃった。
古いお客様で、有機六条大麦を麦茶の原料として供給している。不作などでご迷惑をおかけすることが多かったが、本年は収穫期に晴天の恵みがあれば、希望数量を供給できそうだ。
有機大麦畑の状況を見る目も真剣で、商品や顧客、生産農家に対しても情熱を持って接してくださる方だ。

今回は、土曜日と言うこともあり、長時間お話を伺うことができた。
有機農産物の市場の話から、会社経営の相談など、多くの事を学ぶことができた。
心から感謝したい。

若輩の有機農産物生産にお付き合いしていただき、成長を見守ってくださる。

良い出会いに感謝するばかりだ。

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ご恩に答える事は、良い農産物を安定供給すること意外に無いのである。

一句「重ねれば 阿吽の間合い心地よく」

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Posted by 井村辰二郎 at 07:04 午後 お客様 | | コメント (2) | トラックバック (1)

2007年4月13日 (金)

ホーホケキョ☆

春ですねー。

農産工房「金沢大地」の斜め向かいにある民家の庭から、鶯の声がする。
金沢大地の事務所は水田地帯にあり、山よりも海が近いのだが、毎年この季節になると鶯がやってくる。
住む所と、働く所は景色が良く、自然が豊かな所が良いと思う。
東京などの大都市に集中しがちな企業。
地方都市の田舎でも、優良な企業は多いはずだ。
海外では、世界的に有名なファクトリーが田舎町に有ったりする。

農産工房「金沢大地」も、地域に根ざしたグローバルな組織体になれればと考える。

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さてさて、鶯の声に耳を傾け風流と行きたいところだが、耳を澄ますと気になるのが「ほこりだらけの古いファイルサーバ」のノイズ!!
慣れっこになって、普段は気にならなかったサーバの音が、鶯の声を意識すると、急に気になりだした。
「こんな雑音の環境だったのか」
せっかく、のどかな田舎町にいるのに・・・・・・。
長い間お世話になったサーバ君。そろそろお別れかなー。

一句 「鶯が 告げたる音は 静かかな」

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Posted by 井村辰二郎 at 12:45 午後 農産工房「金沢大地」 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年4月12日 (木)

石臼

20070412162648 オーストリア製の石臼が届いた。
有機小麦の玄麦を→小麦粉にする機械だ。
一時間に6kg~8kgの全粒粉が挽ける。
9年前に、小麦栽培を決めたときに、業務用の○百万もする石臼の購入を考えたが挫折した経緯がある。
現在、金沢大地の小麦粉は、製粉会社さんに製造を委託している。

長年の夢がかなって購入したのは、家庭用の小さな石臼。
自宅でこっそり挽き立ての味と香りを楽しむ(予定)
多忙な妻の小言が聞こえてきそう。

小麦を食べる文化は身近になったが、自宅でパンを焼く文化はヨーロッパほど身近ではない。
ましてや、自宅で玄麦を挽いてパン作りなど、スローで贅沢な食文化提案などできるだろうか?
チャレンジしてみようと思う。
小麦の粒を購入して、自宅で挽いてもらう食生活の提案。

きっと共感してくださる方がいると信じて。

物語は、始まったばかりだ。

一句 「夢半ば 初心へかえる 石の臼」

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Posted by 井村辰二郎 at 05:08 午後 農産工房「金沢大地」 | | コメント (5) | トラックバック (0)

2007年4月11日 (水)

生産者の顔が見える商品

20070411141256 有機薄力粉の新しいパッケージが完成した。マイナーチェンジである。
変更箇所がお分かりの方は、金沢大地関係者か、使ってくださっているお客様かな?

今回より、井村の顔写真を入れるようにしました。
今までは、恥ずかしいのと、オーガニックの特性で勝負したい思いから、顔写真は封印していました。
今年に入って、営農のことや、経営のことや、あれこれ考え悩むうちに、開き直って、なるべく多くの商品に私の顔写真を入れることにしました。

尊敬する、多くの共同購入会の代表からも「生産者の顔が一番大切だ」と言われます。

実は、金沢大地商品の一番の訴求ポイントは、オーガニックよりむしろ、一生産者の原料までトレースできる事なのです。これは大手メーカーの製品や既存の麦・大豆の流通体系では、難しいことなのです。
少し宣伝みたいになってしまいましたが、有機栽培農家「井村辰二郎」が責任を持って、安全安心な穀物とその加工品を世に出す。
今年は、金沢大地の仕事のウエートが増えそうです。

ゴメンなさい。生産も、もちろん頑張ります。フー。

一句「つくり人よ もっと近づけ 食う方へ」

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Posted by 井村辰二郎 at 02:27 午後 農産工房「金沢大地」 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月10日 (火)

ギョウザを焼く人

20070409200536 我が家の定番、金子製粉さんの全粒粉「餃子の皮」。農林61号の風味が良く、もちもちカリカリで美味しい。
遅く帰ると、台所に焼く前の餃子が置いてある。疲れているときは、とてもつらいのだが、焼くしかない。

焼くこと自体は嫌いではない。
中はジューシーに、外をカリカリ&もちもちに焼くコツは。
国産の上質な油をフライパンになじませて、ギョーザを並べたら70%位の水をいれて、水が飛ぶまで、蓋をする。(くっつかないように餃子の間に、十分クリアランスを取るのがコツ)
蓋を取ったら、上質なごま油を風味付けに、ケチケチ垂らす。
カリッときつね色の焦げ目が付くと出来上がり。

タレは、有機醤油とりんご酢のハーフハーフ。

お試しあれ。

一句 「残業も 頭腹癒すフライパン」

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Posted by 井村辰二郎 at 07:07 午後 有機小麦・大麦 | | コメント (0) | トラックバック (2)

2007年4月 9日 (月)

有機栽培の苗

20070409151428_4 3月26日に播いた種が、ひょろひょろと伸びてきた。あまり良い表現ではない。

ひょろひょろ組みと、ゆっくり組みにわかれてしまった。
実は、催芽→芽だしの行程にムラが有った為、約1200枚の苗が一斉にそろわなかったのだ。
つまり、ゆっくり組みの発芽を優先して、温度管理を行うため、先行のせっかち組みが、ひょろひょろになってしまったのだ。温室育ちだと、ひ弱な苗になる。
薄播きなので、リカバリーできると思うが、前途多難。
失敗だ。

昨年の反省を踏まえて、新しく導入した、最新の催芽機を信じた、私の失敗です。
かなりの温度ムラガ有る。(愚痴)

気を取り直して、次の手を打つのが肝心。
幸い、本年の田植えは、例年より一週間ほど遅らせる予定なので、時間は有る。

ここだけの、秘密の失敗談です。
あー恥ずかしい。

一句  「さあ整列 吹けど芽吹かず 汗タラリ」

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Posted by 井村辰二郎 at 03:41 午後 水稲 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月 7日 (土)

能登は元気です!!

「能登は元気です!!」
「ブログや、口コミで、こう伝えてください。それが、次のボランティアです」
ボランティア終了後の受け入れ責任者の挨拶でした。

今日、石川県のバスに乗って、お手伝いに参加しました。
報道の通り、門前などで家屋倒壊などの被害は大きかったですが、人々の多くは、前向きに明るく生活しているそうです。
能登の観光に障害はなく、産品も元気です。
能登の海は、最高!!
能登の海産物、お米、農産物も最高!!

昨年、門前山是清の第二農場を拓き、能登にはお世話になっています。
今年も、山是清で、元気な有機大豆を育てられるよう、
頑張るぞー。
前向きに、元気に。
能登から元気を頂いた、一日でした。

以下、グルーヴィ高峰博保氏 が公開しているサイトです。

能登は元気に営業中http://www.groovy-net.co.jp/front.html

Posted by 井村辰二郎 at 06:34 午後 日記・コラム・つぶやき | | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年4月 6日 (金)

誕生日の動画

「20070406203721.3gp」をダウンロード

誕生日の夜。

金沢大地の有機小麦薄力粉のケーキの話を書こうと思ったら、子供達からバースデーソングのプレゼント。

こんな嬉しい事は他に無い。

携帯で撮った動画。

インターネットの世界は、youtubeなるサイトもあり、動画の時代がやってきたようだ。

ささやかな幸せをアップしてみた。

有機小麦の話は、また今度。

プライベート映像。悪しからず。

Posted by 井村辰二郎 at 09:20 午後 有機小麦・大麦 | | コメント (5) | トラックバック (0)

走り穂

070406_084611_m_5 天気予報では、しばらく晴天が続くようだ。
河北潟干拓地の有機六条大麦の畑で、例年より早い「走り穂」を観察できる。

極早生の品種が混ざっていたり、突然変異種だったり、色々考えられるが、この時期の走り穂は数も少なく、極端に早いので突然変異種のような気がする。
本格的な「走り穂」のシーズンになると、畑の中に「走り穂」が散見できるようになる。大豆後の2毛作地帯では、4月の下旬頃だろうか。

麦畑の中では、オスのキジ達が縄張り争いを始め、空中では、ヒバリが高く鳴く。
賑やかな季節になる。

一句 「何故急ぐ はしりほ高く 空し」

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Posted by 井村辰二郎 at 09:38 午前 有機小麦・大麦 | | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年4月 5日 (木)

寒い寒い

070405_071616_m 寒いは懐?

心?

いやいや、気温の寒い。

東京では雪が降ったらしい。金沢もミゾレが降った。

金沢農業では、水稲の種まきのピークだ。
温湯消毒→浸水→催芽→種まき→(芽出)→ビニールハウスに並べる
お米の苗を作るときの流れだ。
今年金沢農業では、温床電熱で強制的に温度をかけて、発芽を揃えるための「芽出行程」を省略。

種まき後に、直接ビニールハウスへ並べる方法を選択した。
1、発芽が揃わない。
2、発芽ムラができる。
3、生育が数日遅れる。
などのリスクが有るが、最も怖いのがカビ等による病気や床土の腐敗。

有機栽培の苗は、殺菌剤などの農薬を一切使わない。また、化学肥料を使わずに有機肥料の為、カビや様々な菌にとっても快適な環境なのだ。

水稲の芽が出て成長するには、ある程度の温度が必要で、この低温は心配だ。有機栽培では、化石燃料でビニールハウスの温度を上げるのも厳禁。

この低温は、心配で心配でたまらない。

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今日朝、恐る恐る保温シートをめくってみると、ほんの少し芽が出ていた。おー頑張ったなー!!

でもキレイに出揃うまでは安心できない。

春先の有機栽培育苗は、大変神経を使う、ハラハラドキドキの作業だ。


一句 「はれの日は みんな揃ってご挨拶」

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Posted by 井村辰二郎 at 07:54 午前 日記・コラム・つぶやき | | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年4月 2日 (月)

機有るべし

070316_140443_m 3月に行われた「農を変えたい!全国運動 有機農業技術会議」で聴いた、京都大学の西村和雄教授のお話が印象に残っている。
「有機農業」の「有機」と言う言葉を決めるときに、雪印の創業者である故黒澤酉藏氏に、意見を伺ったところ、有機の間に「返りレ点」をつけられて「機有るべし。よい言葉だ」と意見なさったと言う。
ここ数日、農業以外の事でも「機」について考えていた自分が、携帯電話の写真を整理していて、お話を思い出した。

「機」を辞書で引くと
「物事の起こるめぐり合わせ」
「心や物事が複雑にからんで起きる作用」
「物事の働きの中心。だいじなところ。」とある。

農業から離れてもよい言葉だと思う。

オーガニックよりもよい言葉だと思う。

「有機栽培」

先人からよい営みと、お言葉を頂いた。

日々、感謝である。

一句 「機が有れば 実熟すなり垂れるなり」

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Posted by 井村辰二郎 at 08:33 午後 日記・コラム・つぶやき | | コメント (2) | トラックバック (1)