田植えを待つ苗
早場米の産地である石川県は、田植えが早い。気の早い農家は今週末には田植えを開始する。金沢農業でも数年前までは、4月の20日前後に開始していた。
早く植えることは、麦刈り→豆まきの農繁期にかからないように、作業を前倒しする意味がある。しかし、本年はなんとなく「いやな予感がする」ので、ゆっくり田植えをすることとした。ゴールデンウイークまであと一週間我慢することにする。(きっと我慢できなくて25日頃には始めそう)
いやな予感とはズバリ「ラニーニャ」の発生。昨年度は「エルニーニョ」現象が原因で、暖冬だったが、春になってからは、太平洋赤道付近の海水温が下がり「ラニーニャ」が発生しているそうだ。
「ラニーニャ」が起こると、日本では猛暑になることが多い。
稲が穂をつける時期に気温が高いと、お米の中心部や全体が白くなり品質が低下する。近年では、農協等が中心となりコシヒカリなどの遅植えを推奨している地域があるが、まさにこの対策である。
もうひとつは「遅霜」の心配。ここ数年は異常な天候が多く、4月下旬にミゾレが降ったり、極端に気温が下がることがある。
せっかく早く田植えをしても、低温に当たった苗は、黄色くなり、結果として生育が遅れてしまう。
異常気象時代の農業は、科学的な危険回避とリスク分散が重要となる。
前にも書いたが、異常気象による凶作は、偶然ではなく必然と考えるべきだ。
もはや、気まぐれで気性が荒い「現代気象」(造語)を、異常気象とは呼べない気がする。
地球温暖化による「二十一世紀気象」とでも呼ぶべきであろう。
一句 「朝日背に 苗答えなく 無力かな 」
07030
Posted by 井村辰二郎 at 12:25 午後 有機米 | Permalink
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コメント
笑…そお!
ラニーニョ!
思い出しましたね。
この写真いいですね~。
投稿: まっつ~隊長 | 2007年4月19日 (木) 21時41分
隊長、先日もありがとうございました。
トニーニョでもラニーニョでもないですよね。
思い出したと言うより、調べました。
困ったものです。
投稿: 井村辰二郎 | 2007年4月21日 (土) 22時52分