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2007年8月29日 (水)

国産小麦を食べよう!!有機小麦オーガニック小麦

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日本の食料自給率を上げるためには、主要穀物である小麦と大豆の生産量を増やし、国産小麦・国産大豆の需要を喚起することが全てである。

こんなシンプルな課題を解決できないのには、様々な理由がある。例えば、日本の風土。小麦は乾燥した気候を好む作物で、雨の多い日本では供給量や品質が安定しない。また、大面積で効率がよく、各国政府の巧妙な保護政策を受けている輸入小麦の価格と、国産小麦の価格には大きな開きがある。

挙げればきりがない。

さて、もうひとつ、私が指摘したいのは、巨大化した製粉会社の存在と小麦の流通の仕組みである。昔は町の豆腐屋さんの様に、小さな製粉屋さんが全国各地にあった。その地域で取れる穀物を粉にし、豊かな郷土の食文化を支えていた。

しかし、小麦の輸入量が増えるにしたがい、大手との競争に勝てない中小の製粉屋さんは店を閉めていった。

私が小麦を生産して間もない頃、地元の製粉会社に製粉のお願いに行った時言われた言葉は、今も忘れない。(現在取引は無いがいろいろアドバイスを頂いている良い関係です)

「120トンくらい持って来たら挽いてあげるよ」

※賞味期限など考えると年4回に分けて製粉したい。

平成19年、金沢農業が約100ヘクタールの農場で生産した有機小麦・有機大麦の総量が、約200トン、とても一生産者で揃えられるロットではない。

こんな環境で、国産小麦の地産地消が進むはずもない。

※国の品目横断的経営安定対策も地産地消の麦・大豆に冷たい。

有機国産小麦となるとさらに深刻である。例えば、補助金の対象となりにくい為、生産者が少なく絶対的な供給量が少ない。つまり、メーカー、マーケットが受け入れにくい。厳格な有機JASの規格により製粉会社の認証も必要となるなど、高コストになる。

私の国産有機小麦に対する情熱は、何年も空回りを繰り返してきた。

なんとか、安価で安定的にオーガニックの小麦粉を供給できないだろうか?

何年も考え悩んだ答えの一つが、家庭用の電動石臼と玄麦のセット販売である。

ここにたどり着くまでに、多くの挫折があった。

「自宅での製粉」

ヨーロッパでは伝統的な習慣・食文化だが、日本で定着させるには時間がかかると思う。

しかし、誰かが始めなければ生まれない。

挑戦してみる。こつこつと積み上げてゆく。

始まったばかりである。

皆さんのご意見をいただければ嬉しく思う。

ホームベーカリーに、地産地消の農産加工に、学校での食育授業に、こだわりのパン教室に、マクロビオティックの料理教室に、

是非是非活用していただきたい。

以下、金沢大地HPからの引用です。

■電動石臼 「キッチン・ミル」

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いつも農産工房「金沢大地」をご利用頂き、ありがとうございます。 弊社の有機小麦粉を使ってくださる皆様に朗報です。

ご家庭で玄麦を挽けば・・・・・・。

1、全粒粉などマクロな食生活が気軽に楽しめる
2、原料を自分で挽くから安心
3、安全で新鮮な全粒粉や小麦粉が安価で手に入る
4、挽き立ての風味と香りが楽しめる
5、お蕎麦等の雑穀も粉にできる
こんな素敵な国産小麦生活が送れます。

このマクロな電動石臼「キッチン・ミル」は、
パン作りの本場ヨーロッパで人気の有るドイツ製の家庭用電動石臼です。
スイッチを入れて上から投入するだけで、20分間に約2,000gの玄麦(粒の小麦)を挽くことができます。
できた全粒粉は、そのまま使えます。
フスマ(小麦の外皮の部分)と末粉を取り除く場合は、料理用の篩を使ってセパレートする事ができます。

■「玄麦小麦」の販売を開始します。

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●有機シロガネコムギ玄麦(薄力粉)1400円/5㎏入り袋。(280円/1㎏当たり)
●有機農林61号玄麦(中力粉)1400円/5㎏入り袋。(280円/1㎏当たり)
●有機南部小麦玄麦(準強力粉)1500円/5㎏入り袋。(300円/1㎏当たり)
●有機ゆきちから玄麦(強力粉)1500円/5㎏入り袋。(300円/1㎏当たり)

 

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■電動石臼「キッチン・ミル」好評販売中。

●ご購入の場合 68,000円(消費税・送料込み) 幅150×奥150×高320mm 重さ6.2kg (市販の製パン機より小さく、コンパクトです)

製粉能力 100グラム/分
木部材質 ブナ材
石臼部材質 セラミック・コランダム
グレイン投入部容量 850グラム

高さ/幅/奥行き   

32cm/15cm/15cm
重量 6.2kg
使用電力

260ワット

保証 3年

 

●ご購入の場合

68,000円(送料・消費税込み)

下の申し込みフォームへご入力頂くか、お電話でお申し込みください。

お申し込み・問い合わせ  076-257-8818(平日9時から18時)

 

●レンタルの場合(2年契約) 月額1,890円(消費税・送料込み)

※全て消費税・送料込みの料金です。(沖縄・離島除く)

レンタルの第一次募集は締め切らせていただきました。

好評に付き、8月の下旬に第二次募集 を予定しております。

詳しくは、 下のフォームへご入力頂くか、お電話でお問い合わせください。

お申し込み・問い合わせ  076-257-8818(平日9時から18時)

レンタルなら月々わずか1,890円(税込み)

■クーリングオフについて

レンタル契約後、8日以内であればクーリングオフが適用されます。 (株)金沢大地までご連絡ください。 (詳しくは、契約書の裏面をご覧下さい)

■途中解約について

お客様のご都合で、途中解約される場合は、2年間のレンタル料金の合計「45,360円」から、解約時までにお支払いいただいたレンタル利用料金の合計を差し引いた金額の解約料金が必要になります。※商品はご返却いただきます。(送料はご負担いただきます)

解約料金の例①

●有料利用期間5ヶ月で解約した場合の解約料金 45,360円(24ヶ月のレンタル料金の合計)-9,450円(1,890円×5ヶ月)=35,910円

解約料金の例②

●25ヶ月以上ご利用の後、解約した場合の 解約料金はかかりません。

■レンタルのお申し込みからお支払いまで

1、ホームページもしくはEメール、ファクシミリで仮注文ください。

2、必要書類を郵送いたします。

3、契約書を読んでいただき、契約書・預金口座振替 依頼書に必要事項をご記入の上、ご返送ください。

4、書類が届き次第、商品を発送いたします。ご利用ください。

※レンタル契約後、8日以内であればクーリングオフが適用されます。 (株)金沢大地までご連絡ください。 (詳しくは、契約書の裏面をご覧下さい)

 

■製粉できる穀物

●小麦●大麦●ライ麦●蕎麦●雑穀●玄米 ※十分乾燥した穀物のみご使用ください。

■使用上の注意

●十分に乾燥した穀物を使用してください。家庭用の製品ですので、業務用など長時間の連続使用はできません。(連続で2kg位、それ以上挽く場合は5分ほど時間を置いてください) ●玄麦は湿度の低い冷暗所で保管してください。虫が付き易いので、夏場は冷蔵庫での保管をお勧めしますが、挽く前に常温に戻してください。結露によりトラブルの原因になります。

■ふるってフスマ(小麦の外皮の部分)を分ける方法。

●料理用の篩(ふるい)を使用してください。篩の網の目の大きさは、お好みで選んでください。

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ご購入◆[電動石臼・キッチンミル]
おうちで、挽きたての味とかおりを楽しめます。
マクロビオティックな生活しませんか。

おまたせしました。

電動石臼「キッチン・ミル」再入荷です。

価格 58,000円
(消費税・送料込)

・サイズ   幅150×奥150×高320mm
・重量   重さ6.2kg
(市販の製パン機より小さく、コンパクトです)
・20分間に約2,000gの玄麦(粒の小麦)を挽くことができます。
できた全粒粉は、そのまま使えます。

電動石臼「キッチン・ミル」に関する、
購入・レンタルのお問い合わせはこちらからどぞ。


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Posted by 井村辰二郎 at 05:45 午後 有機小麦・大麦 | | コメント (1) | トラックバック (3)

2007年8月25日 (土)

輸入小麦10%超値上げへ

政府が商社を通じて輸入、製粉会社等へ売り渡す輸入小麦の価格が10月より、主要5銘柄で平均10%超の値上げになる。背景には、オーストラリアの不作とバイオエタノール原料への転作による世界の穀物市場の高騰が有る。トウモロコシ・輸入大豆、海外に依存している穀物・飼料の価格はこの一年で大幅に値上がりした。世界人口が増え、アジアアフリカ等の途上国の所得が上がり、穀物に対するインフレ懸念は、バイオエタノールの需要増(ブーム)により一気に深刻化してきたのだ。
さて、国産穀物に目を向けると、カロリーベースの自給率40%を10年内に45%まで上げるとする農林水産省の目標を達成すべく、米・麦・大豆の主要作物とその担い手に集中的に施策を集中させる「品目横断的所得安定政策」がスタートしたが、その効果も未知数である。実際、先般発表された国内自給率は39%。45%どころか40%を保つことすら出来なかった。
WTO対策として緑の政策(公平な国際競争を醸成するため、国内の生産振興の為の補助金は削減対象となる)などと、優等生的な事を言っていては、日本の農業は壊滅する。
国内農業の保護は、WTO・FTA・EPA交渉の足を引っ張る。、日本の経済を支える大企業の一部は、農産業などは自分達の税金で食わしてやるから、農産物は自由化して機会損失は避けたいなどと思っているかもしれない。

たしかに、今は車・ハイテク製品を輸出してなんぼの国かもしれない。
しかし、戦後、奇跡の高度経済成長を続けてきたこの輸出モデルが未来永劫続くのだろうか。

この国の舵取りに責任ある官僚・政治家の方々。
是非、一世紀位のスパンでこの国の国土・文化・人々・暮らし・生活をデザインしていただきたい。
産業・経済・環境・外交その全てが持続可能なシステムでなければ、22世紀の日本は無いと思う。

モノ的な豊かさから、精神の豊かさ心の豊かさの時代へ。

水が豊かで、自然を愛でるこの国の心は、アジア、世界のモデルとなる可能性を秘めていると思う。

キーワードは内需。持続可能なシステム。
例えば稲作。日本人は世界に誇れるこのシステムをないがしろにしてはいけない。
美しい瑞穂の国日本。
安部首相のスローガンは少し時代を読み間違えただけなのかもしれない。

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Posted by 井村辰二郎 at 09:55 午前 日本の農政について | | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年8月24日 (金)

農林水産省が「自作農主義」を放棄。

本日の毎日新聞によると。農林水産省が戦後の農地制度の基本理念だった「自作農主義」を放棄。農地の「所有」よりも「利用」を重視した法体系に転換するそうだ。
農地に関係ない人にはピンとこないかもしれないが、農家にとってはビッグニュースである。
これから見直される内容がどんなものになるか分からないが、農地の流動化や相続税の納税猶予制度の改正など、色々な面で改革・混乱が起きそうである。また、2008年度予算の概算要求に200億円超の総合対策費を盛り込むというから、農林水産省は何をやらかす気なのだろうか?はっきりいって恐ろしい。
私は、土地利用型の大規模な穀物農家で、その生産のほとんどを借地で行っている。「利用」を重視すると言うことは、短い利用権の設定や、不確実なヤミ小作、地主様の納税猶予を手助けしている作業請負などが減るということなのだろうか?千年産業を経営理念に上げる当農場としては有りがたい事かもしれないが、利用料が上がり地主に対して賃借料の補助金が出たり、農地の集積化を大義名分にして、土作りをしてきた有機農地から追い出されたり、いろいろな事が起こりそうだ。
このところの農政改革は、農家のヒアリングも行わずに農林水産省主導で、ドンドンハイペースで進んでゆく。農地法の改革の前にやらなければならないことが沢山有るような気がするのは、私だけだろうか。
農地は国民のもの。
どうせなら、農地全てを、国が買い取って、平成の農地改革を行ってはどうだろうか?
私も含めて、農地は売買目的の資産では無く、未来永劫耕す人の「農の場」でしかないと言うことを再認識すべきである。その意味では「所有」から「利用」重視の流れは賛成できる。しかし、取っ掛かりの考えが良くても、議論している間に中途半端に、あるいは運用の仕組みや人力不足で違う方向へ行ったりすることも有る。
農林水産省の打ち出す政策や施策に対して、なんの影響力も持たないが、地域の現場が混乱して、規模が極端に減ったり有機農家が締め出しをくったりするのだけは勘弁してほしい。
一生懸命に、心静かにそして心豊かに営農をさせてほしい。
合理主義・産業第一主義・WTO・EPA・企業参入・・・・・なんでもいいが
是非、心の通った農政で有ってほしいものだ。

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Posted by 井村辰二郎 at 06:11 午後 日本の農政について | | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年8月 8日 (水)

●御礼「石川県有機農業推進協議会」発足式

8月4・5日。石川県有機農業推進協議会の発足記念フォーラムが開催されました。
震災の被害に打ち勝ち、元気に頑張っている能登へ、全国から六十数名の方が応援に駆けつけてくださいました。フォーラム参加人数も八十名近くになり、有意義な記念フォーラムとなりました。
協議会の一員として、皆様に御礼申し上げます。
ご講演いただいた、西村先生。
パネラーの皆様。
そして、参加者の皆様。
ありがとうございました。

Posted by 井村辰二郎 at 02:36 午後 石川県有機農業推進協議会 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月 4日 (土)

農薬の空中散布

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梅雨明けも近いなと、農産工房「金沢大地」の窓から外を眺めると。(2日前)

始まった始まった。

地域で取り組む、ラジコンヘリによる水稲の一斉防除が始まったのだ。

事務所から約40メートル離れた水田の上を、滑空する。

両サイドに詰まれたタンクの中には、殺菌剤と殺虫剤が入っている。

金沢農業の水田は、除外申請を出し、防除の対象とはならないが、正直、緩衝地帯が十分か不安である。

実は、ラジコンヘリの操縦免許を持っている。

久々に見るヘリの動き、プロの操縦者の操作技術に見とれながら、苦労した免許取得の思い出がよみがえった。

あれから1年半。

一度もプロポを触っていない。

ペーパードライバー?

今後も、農薬散布を目的に運転することはないだろう。

功罪の議論はしないが、農薬の空中散布は反対である。

空に美しく映える、赤いヘリコプター。

虫達にとっては、無差別爆撃を受けているのと同じである。

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Posted by 井村辰二郎 at 06:20 午前 農薬 | | コメント (2) | トラックバック (1)

2007年8月 1日 (水)

●ひまわり村が満開です!!

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河北潟水土里ネットかんたくが運営する。「ひまわり村」のヒマワリが満開です。

本日早朝に、ヒマワリの迷路へ行って来ました。

とても綺麗に咲いています。

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近くには、河北潟営農公社が運営するスイカの直売所も有ります。

次回のあぐりハグハグ主催のイベントは未定ですが 、夏休みは河北潟に是非遊びに来てくださいね。

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Posted by 井村辰二郎 at 09:41 午前 河北潟の自然 | | コメント (4) | トラックバック (0)