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2008年4月25日 (金)

アグリフレーション

アグリカルチャーとインフレーションの文字を合わせた造語。
世界的な穀物価格の高騰を指す。

マスコミ各社の報道により、輸入穀物の価格が高騰していることをご存知の方も多いと思う。
カップラーメンやパン、醤油・味噌など、身近な食材の値上げが行われ、生活の中でも実感できる。

原因をおさらいすると
1、地球温暖化などによる主要産地の不作(オーストラリアは2年連続の干ばつ)
2、世界の人口増加と、中国・インドなどの経済発展が進み畜産物の消費が増えたこと(肉を1キログラム生産するために6キログラムから10キログラムの穀物が必要といわれる)
3、バイオエタノール需要など、作付けシェアの変化
4、オイルマネー、ファンドなどが投機目的で穀物市場に流入
この4点が考えられる。

食糧ナショナリズム?国内の需要量を確保するために、輸出制限をする国も現れた。一方では、食糧が手に入らなくなり暴動が起きている国もあると言う。

日本といえば、工業製品輸出で獲得した外貨により、世界中から食糧を買い集め、その40%を食べ残して廃棄している。
その経済力にもかげりが見え、大手商社は世界市場で買い負けている。

お米の生産調整をしながらも、買いたくない77万トンの玄米を輸入(ミニマムアクセス分と呼ばれる日本に課せられた最低輸入義務米)し、お米の国際市場を吊り上げている。

何かおかしいぞ、WTO。
何かおかしいぞ、日本人。

Posted by 井村辰二郎 at 08:30 午前 日本の農政について |

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