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2008年5月30日 (金)

羊の毛刈体験に参加しませんか?

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1_1羊の毛刈り体験参加者募集

あぐり.ハグハグ開設1周年記念「羊の毛刈り体験イベント」を開催します。

あぐり.ハグハグとは?

金沢農業と金沢大地が中心となって開設する。
日本の食糧自給率アップを目標に、
食育・農育をコンセプトにしたコミュニティーです。
衣食住に深く関わる農業の大切さを伝えたいと考えています。

あぐり.ハグハグ主催
 あぐり.ハグハグ一周年記念イベント 「羊の毛刈り体験イベント」

日時 : 平成20年6月8日(日曜日) 午後2時から(約1時間)
場所 : 石川県金沢市湖南町 河北潟干拓地内 金沢農業
集合場所 : 金沢市八田町東9番地 (株)金沢大地
ご用意頂くもの : 汚れても気にならない服装、長靴、
             暑い日は、帽子、タオル、お飲み物をお忘れなく。

           当日刈り取ったウールをお持ち帰り(無料)の方は、ポリ袋などご用意く           ださい。

参加費 : 無料
その他 : 雨天中止
申し込みお問い合わせ
076-257-8818
(金沢大地内事務局)
home@k-daichi.com
   お名前、ご連絡先、参加人数、その他ご連絡事項やご質問などをお知らせください。

kuma00.jpg


これは、昨年娘が夏休みの宿題で作った「夏くま」です^^

作り方の資料を用意しておりますので、夏休みの宿題にどうぞ!! 


オーガニックウール

Posted by 井村辰二郎 at 08:04 午前 あぐりハグハグ | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月29日 (木)

トトロのシュークリーム

Totoroどうですか?
可愛いでしょ^^
杉並区高井戸にオープンした「白髭のシュークリーム工房」さん。
安全な国産小麦粉を求めて、金沢大地のオーガニック小麦粉を選んで下さいました。

そして作ってくださるのが「トトロのシュークリーム」

感謝です。
食べてくれる子供達の笑顔を想像すると、農作業の励みになります。
有機小麦を作り始めて、世に出すようになってから、日本全国のパン屋さんや和菓子屋さん、ケーキ屋さん、うどん屋さん、ラーメン屋さん、様々な実需の方々からお問い合わせ頂き、商品が開発されます。
「たい焼き」にして下さるお店も有ります^^
ドンドン拡がる農商のコラボレーション。
オーガニック小麦の栽培を始めて本当に良かったと感じます。

さあ、田植が終わればいよいよ麦秋!!

お天気に恵まれ、良い収穫ができますように。

頑張るぞー!!


一句

「成る体は 森の空気や大地の実」 

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Posted by 井村辰二郎 at 08:12 午前 有機小麦・大麦 | | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年5月24日 (土)

いざ山是清へ

一昨日、スタッフ2名と共に、門前山是清の第二農場へ向かった。
金沢から約2時間、鶯や野鳥の声が響く、山間の盆地。
田植も10ヘクタール程残っているが、同時並行で門前の開墾を始めることにした。
最初の映像は、昨年暮れ有機大豆後に植えた有機小麦8ヘクタール、赤土でまだ地力が無い割には、思ったより良い状態だ。

   

そして次の映像は、耕作放棄地の草刈に向かうスタッフ。
人の背丈よりも大きな松が、いたるところに生えている。
このまま後10年もこのままにしておけば、原野に戻ってしまうだろう。

さあ耕そう。
そして有機大豆を植えましょう。

河北潟干拓地ではカッコウが鳴き始めた。
有機大豆の種まきを急がなくてはならないのだが、その前に田植・麦刈り・そして門前農場の開墾を行う。

焦らずゆっくり、でもチョッと急いで!!
今年の夏もホットな石川です^^


久々に一句

「カッコウよ 山へ山へと 急ぐなよ」 

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Posted by 井村辰二郎 at 06:03 午後 アジア農業, 能登 門前 山是清 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月19日 (月)

農業生産法人(株)アジア農業の設立

新規就農してからあっという間に11年が過ぎた。
化学肥料と化学合成農薬を使用しない有機農業と格闘しながら
約90ヘクタールの耕作放棄地を開墾してきた。
経営として成り立たせるために、地産地消・農産加工を積極的に進めてきた。

まだまだ発展途上ではあるが、多くの消費者や食品加工メーカー、販売会社に支えられ一歩一歩前進してきた。

次のミッションがある。
10年前から温めていたアジア農業構想。
まず手始めに、能登門前山是清の耕作放棄地約40ヘクタールを開墾する。

農民は耕すことが基本である。
私達の耕す力を必要とする地域が有れば馳せ参じよう。
現在、計画立案中。
2014年までに達成すべき数値目標等を作成中だ。

私達のミッション

アジア農業は、日本の耕作放棄地を開墾し、有機小麦・ 有機大豆・有機玄米で、農村雇用の創出、食糧自給率のアップ、アジアの食糧安全保障に貢献します。




Posted by 井村辰二郎 at 08:24 午前 日本の農政について | | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年5月18日 (日)

EU、減反政策撤廃へ

本日付け日本経済新聞の一面トップの見出しである。

減反といっても、お米ではなく小麦(麦類)だ。
EUではこれまで、耕地面積の10%で、作付けを制限していたが、一転して10%の増産に転換する。

欧州委員会は構造的な食料価格の高止まりが続くと分析したらしい。
穀物相場の高騰や、輸出国の輸出規制等からヨーロッパの決定には驚かないが、分析から決定、行動までのスピードには感心させられる。

日本の農政はといえば、20年産米の生産調整にやっきだ。

米粉もいい、飼料用米もいいだろう。
しかし、そんなことを研究・議論している前に世界の情勢は変化して行き、日に日に農地は荒れ、農民は減ってゆく。

大切なのは決断力とスピードだ。
農政改革待った無し。

もう一度言う、変わる決断力とスピード。
私達農業者もこのことを肝に銘じて、営農のスタイルを再構築する努力をしなければならない。

Posted by 井村辰二郎 at 07:03 午前 日本の農政について | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月15日 (木)

家族経営の終焉

当たり前に営まれてきた、農業の家族経営に対して、経済界からダメだしが出た?

昨日行われた経済諮問会議は「企業型農業経営」の拡大を提言した。

担い手と呼ばれる専業農家のほとんどが「家族経営」つまりお爺ちゃんとお婆ちゃんとお父さんお母さん、息子。
家族で地域の田畑を耕してきた。
青色申告の個人事業主が多い。
(金沢農業もこのスタイルである)

農地法で要件が定められた農業生産法人も活躍しているが、この要件を緩和し株式会社による農業参入を容易にするのが狙いである。
ポイントは、
1、リース方式で借りられる農地の市町村による指定を廃止
2、農業担当の役員が一人以上で農業生産法人として認める
この2点だろうか

つまり、誰でも農産業に参入できるということだ。

どうコメントしようか。
自由主義経済、グローバリゼーションの中で、規制緩和や構造改革を進める事が大切。
単純にこう考えるならばマルだろうか。

「家族経営の担い手は育っていない、このまま家族経営や現在の農業生産法人に任せておいても日本の農業は良くならない」
経済界からの痛烈な批判のようにも感じる。

私の心情は「賛成ではないが、やってみるしか判らないのでは?」
こんなところだろうか。

「アメリカも家族経営が主流である」
農林水産大臣の発言にもあったように
農林水産省も家族経営は肯定している。

農林水産省・都道府県市町村の農業職員・全農や農協・農業共済組織・土地改良区・・・・
農産業界なるものがあるならば、早急に構造改革を進め成果を示さなければ、財界の圧力には逆らえないだろう。

担い手が育っていない
新規就農者が増えない
耕作放棄地が減らない
今の農業界は、結果を出してこなかった

家族経営中心の担い手に施策が集中する前に、自由主義経済のうねりの中で没してしまう。
これが運命ならそれも仕方が無い。

昭和から湯水のごとく使われてきた農業関連予算。
家族経営の担い手は育たなかったということだろうか。
残念だ。

Posted by 井村辰二郎 at 08:03 午前 日本の農政について | | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年5月14日 (水)

新規就農者支援

最近こんなことがあった。
ある農家で半年間研修した青年がレンコン農家として独立を考えた。
約1.2ヘクタールの農場をノレン分けしてもらい、さあ就農だ。

農地は借地で手当てできたが、最低限の農機具や種芋代金などを手当てする資金が無い。
都道府県の新規就農窓口に相談して約200万円の無利子の融資を申し込む。
国庫から利子補給を受ける新規就農者資金である。

結果は、厳しかった。
彼の営農計画では償還が不可能で、貸付できないとのこと。

何故だ?

言葉を失った。

一般的にお金を借りるときには、担保物件・保証人・人の資質(信用)

様々な審査があるのだろうが、今回のケースは営農計画に信用性が無かった?

国を挙げて新規就農者増大に取り組んでいるところ。

行政の担当者は、もう少し暖かい対応はできなかったのだろうか?

その若者は、種代を工面してなんとかレンコンを植えた。

このことをバネにして頑張るそうだ。

とても誠実で能力の有る若者なので、きっと良い農業者に育つであろう。

私も応援する。

国の財政も地方の財政も厳しいのはわかる。

しかし、都道府県によって支援内容、基準に温度差が有ること。

本当に支援すべき若者に、今回は結果として支援が無かった。

新規就農者の支援は、株式会社の農業参入よりも優先すべき課題だと感じる。

 

Posted by 井村辰二郎 at 11:10 午前 日本の農政について | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月12日 (月)

カーボンフットプリント

カーボンフットプリント(炭素の足跡)
消費者が商品を購入する際の選定理由として、消費することによる環境負荷がイメージできるように、CO2の「見える化」をする取り組み。
製造、配送、販売、廃棄の各段階でどれだけCO2を出しているか算定、表記するシステム。

5月8日付け日本経済新聞の一面に、経済産業省主導で導入に向けた研究会が設置されるという記事が載っていた。

日本の省エネルギー製品製造技術や環境関連の技術は先進的で、世界がCO2排出削減のミッションを掲げれば、日本の製品も売れる。
こんなシナリオだろうか?

これと似た言葉で「ウォーターフットプリント」や「フードマイレージ」なる言葉もある。

どんなに、省エネや環境負荷低減の技術を持っていても、食糧を大量に輸入し、その40%を廃棄している国の政府、国民に環境問題を語ることはできないのではないだろうか。

この記事の中で、CO2排出量表示のイメージとして
ポテトチップスの例が図入りで載っている
ポテトチップス→CO2排出量70g
ジャガイモ栽培45%
製造      30%
包装      15%
配送       8%
廃棄       2%

農家として注目したいのが、栽培による45%
イメージであり根拠は示されていないが、慣行栽培か有機栽培か、不耕起栽培等耕し方によっても数値は変わってくる。
農林水産省も「今後の環境保全型農業に関する検討会」 において、環境保全型農業の環境に対する功罪を議論している。

経済産業省と大企業ですすめられるシステムとその基準作り。

農産物の数値化については、是非農林水産省も参加して発言してもらいたい。

例えば、野菜工場で生産されるトマトと路地のトマトでは、前者が善で後者が悪。

こんな数値化、レッテルが貼られてからでは遅いのである。

Posted by 井村辰二郎 at 09:05 午前 日本の農政について | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月 9日 (金)

農場スタッフ募集!!

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金沢農業では、新しいスタッフを募集しています。

日頃は「金沢大地」の食品を食べていただき大変感謝しております。

皆様の御愛顧のおかげで、私どもの商品も少しずつ販路が拡大 し全国の共同購入会様、ネット通販を通じた個人のお客様へ届けら れるようになりました。

これも一重に日本の農業、有機 農家を応援してくださる皆様のおかげと、心から感謝しております。

さて、有機穀物(オーガニック大豆・オーガニック小麦・オーガニック大麦・有機米)を中心に約150ヘクタールの規模で農業経営を行う金沢農業では、門前山是清第二農場の拡大に伴い、農業スタッフを若干名募集します。

平成20年5月  金沢農業 井村辰二郎

●金沢農業(農業生産法人ではありません)個人経営

正社員 (農場スタッフ)

●正社員(厚生年金・社会保険・雇用保険・退職金積み立て)は、
原則終身雇用を希望なさる方です。
●契約社員
何年かの期間を設定して、独立を支援します。
●研修生
短期の研修生として受け入れます。

※その他
農場の中に、宿泊研修施設があります。

面接は、随時行っています。
ご相談ください。

 

詳細は、076-257-8818 もしくはstaff@k-daichi.comまで、お問い合わせください。


 

Posted by 井村辰二郎 at 05:17 午後 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月 7日 (水)

サイクロン

ミヤンマーのサイクロンで亡くなられた方、行方不明の方、ご家族の方にお見舞い申し上げる。本日のニュースでは2万人以上の方が亡くなり、行方不明者も多いとか。
こんなに多くの命が数日のうちに失われるなんて信じられない。

サイクロン、ハリケーン、台風
年々凶暴になる熱帯低気圧。
今回の強力なサイクロンが地球温暖化と無関係だと言える学者はいるのだろうか?

農業の現場から何度もレポートしてきたが、ここ10年の気候は決して穏やかではない。
マザーネイチャー?寛大で優しい母?
そんな自然など存在しないのだ。
近年の気象はキレやすく凶暴で秩序を持たない。

昨年・一昨年のオーストラリアの干ばつ。
自然相手の農業にとって地球温暖化は深刻な問題である。

さて、今回の災害に対して日本の農民ができることは無いのだろうか?
私達の税金から政府がお金を出したり食糧を支援するのだろうが、
例えば生産調整の為の保全管理の水田に支援用のお米を栽培して、その分を寄付する。
こんな運動はできないのだろうか?
全国の農家に募れば、相当の支援米が集まるような気がする。
もちろん私も含めて米作農家の経営は、決して余裕があるものではないが、
余った苗などをうまく活用して努力すれば、一俵や二表は捻出できるのではないだろうか?
実際、昨年は生産調整の数字が合わずに、青刈りした田んぼも有る。

さあ、運動を起こそう!!

しかし、旗を振っても、生産調整の数字にガンジガラメの農民の力は微力である。
生産者が主体で取り組む海外への人道支援米は、生産調整の枠の外にカウントできる。
こんな運用はできないものだろうか?

生産調整、何度考えても「もったいない」
天罰が・・・・・・・。

Posted by 井村辰二郎 at 06:21 午後 日記・コラム・つぶやき | | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年5月 6日 (火)

農業のサスティナビリティ

トヨタ自動車の渡辺社長が年頭所感で、トヨタが昨年発表した「3つのサスティナビリティ」について述べている。
サスティナビリティの意味を調べると、「持続可能性」を意味する英語の"sustainability"のカタカナ表記だそうである。

トヨタさんのいう3つとは「研究開発」「モノづくり」「社会貢献」

日本人は英語に弱く、和製英語に飛びつく。
おしゃれでアカデミックでインテリジェンスなイメージ・・・・・・・。
ゴメンなさい、私も意味もわからずトンチンカンな言葉を多用していました
失礼^^

さて、難しいことはわからないが、私が十数年前に就農したのは、直感的に農業の永劫性を感じたからである。
別に、自動車メーカーに「持続可能性」が有るとは思わないし、農産業のほうがはるかにその可能性が有ると思う。
トヨタは農業に参入するつもりだろうか?
などと、とぼけたことを考えたりもする。
環境問題・バイオエタノール・生分解性プラスティック・・・・・・・・・。
結構現実味も有る。
株式会社の農業参入の話まで展開はしないが、農業は大切でサスティナビリティのある産業である。
金沢農業の経営理念は「千年産業を目指して」
私のミッションが実現すれば、トヨタより永く経営を持続させることになるかもしれない。
いや、持続させなければならない。

「農業」
なんと素晴らしい産業だろうか。
「環境」「地域」「雇用(人)」全ての要件を満たす産業。
この営みに従事できる事を誇りに思う。

若者よ、ためらわずに農業の世界へ飛び込むのだ。
素晴らしい世界が待っている。
(若者以外も歓迎です^^)
さあ、新規就農だ☆

Posted by 井村辰二郎 at 06:54 午後 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0) | トラックバック (0)