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2008年5月14日 (水)

新規就農者支援

最近こんなことがあった。
ある農家で半年間研修した青年がレンコン農家として独立を考えた。
約1.2ヘクタールの農場をノレン分けしてもらい、さあ就農だ。

農地は借地で手当てできたが、最低限の農機具や種芋代金などを手当てする資金が無い。
都道府県の新規就農窓口に相談して約200万円の無利子の融資を申し込む。
国庫から利子補給を受ける新規就農者資金である。

結果は、厳しかった。
彼の営農計画では償還が不可能で、貸付できないとのこと。

何故だ?

言葉を失った。

一般的にお金を借りるときには、担保物件・保証人・人の資質(信用)

様々な審査があるのだろうが、今回のケースは営農計画に信用性が無かった?

国を挙げて新規就農者増大に取り組んでいるところ。

行政の担当者は、もう少し暖かい対応はできなかったのだろうか?

その若者は、種代を工面してなんとかレンコンを植えた。

このことをバネにして頑張るそうだ。

とても誠実で能力の有る若者なので、きっと良い農業者に育つであろう。

私も応援する。

国の財政も地方の財政も厳しいのはわかる。

しかし、都道府県によって支援内容、基準に温度差が有ること。

本当に支援すべき若者に、今回は結果として支援が無かった。

新規就農者の支援は、株式会社の農業参入よりも優先すべき課題だと感じる。

 

Posted by 井村辰二郎 at 11:10 午前 日本の農政について |

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