カーボンフットプリント
カーボンフットプリント(炭素の足跡)
消費者が商品を購入する際の選定理由として、消費することによる環境負荷がイメージできるように、CO2の「見える化」をする取り組み。
製造、配送、販売、廃棄の各段階でどれだけCO2を出しているか算定、表記するシステム。
5月8日付け日本経済新聞の一面に、経済産業省主導で導入に向けた研究会が設置されるという記事が載っていた。
日本の省エネルギー製品製造技術や環境関連の技術は先進的で、世界がCO2排出削減のミッションを掲げれば、日本の製品も売れる。
こんなシナリオだろうか?
これと似た言葉で「ウォーターフットプリント」や「フードマイレージ」なる言葉もある。
どんなに、省エネや環境負荷低減の技術を持っていても、食糧を大量に輸入し、その40%を廃棄している国の政府、国民に環境問題を語ることはできないのではないだろうか。
この記事の中で、CO2排出量表示のイメージとして
ポテトチップスの例が図入りで載っている
ポテトチップス→CO2排出量70g
ジャガイモ栽培45%
製造 30%
包装 15%
配送 8%
廃棄 2%
農家として注目したいのが、栽培による45%
イメージであり根拠は示されていないが、慣行栽培か有機栽培か、不耕起栽培等耕し方によっても数値は変わってくる。
農林水産省も「今後の環境保全型農業に関する検討会」 において、環境保全型農業の環境に対する功罪を議論している。
経済産業省と大企業ですすめられるシステムとその基準作り。
農産物の数値化については、是非農林水産省も参加して発言してもらいたい。
例えば、野菜工場で生産されるトマトと路地のトマトでは、前者が善で後者が悪。
こんな数値化、レッテルが貼られてからでは遅いのである。
Posted by 井村辰二郎 at 09:05 午前 日本の農政について | Permalink
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