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2009年1月 9日 (金)

保護か?育成か?

私達穀物生産農家の事だ。

毎年多くの農業予算が使われている。
私も受益者の一人である。

例えば、私が耕している河北潟干拓地。
この事業にも多くの税金が投入されてきた。

例えば、私がリースしている大型トラクター。
リース料に対して助成を受けている。

例えば、私が農地の購入の為に借りた制度資金。
利子に対して助成を受けている。

地域の農協が受けている助成金についても、私達組合員が受益者である。

まず、感謝しなければならない。

さて、米政策。
米価維持の為に
目には見えないが、多くの税金が投入されている。
昨年話題になった、ミニマムアクセス米。
国の備蓄米。
WTO交渉に費やされるコスト。

多くの国庫を投入しても、育つべき担い手が育っていない。
誰の責任なのだろうか?

食料自給率の問題
耕作放棄地の問題

WTO、EPA、FTAなどグローバリゼーションの中で各界から注目される日本の農業。

消費者の負担から税金での負担へ?
農業は、まるっきり保護される産業となるのだろうか?

組織改革を始めた農林水産省。
WTOや農業問題を取り上げる政治家。

さて、私達農家の意識はどうだろうか?
今年は選挙や、農業基本法の見直しが有り、農業会にとっては節目の年だと思う。

いくら農政が変わっても、農業の主体であるべき農民の意識改革が進まなければこの国の農業は変わらないと思う。
私を含め、農業者は今ある環境に感謝し、国の基たる使命を果たしてゆかなければならない。

外部環境に左右されない絶対的価値の創造と継承。
産業としての農業の可能性を信じて、攻めの経営を実践するのだ。
ぬるまゆにつかるにはまだ早い。

独語

Posted by 井村辰二郎 at 07:19 午後 日本の農政について |

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