2007年7月30日 (月)

日照不足

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6月下旬から7月にかけて。 明らかに日照不足である。 ナスの花が咲かないとか、 スイカが大きくならないなど、農作物にいろんな影響が出ている。 水田では、早生のアキタコマチが穂を立て。 畑では、播き遅れの有機大豆が、天へ伸びようとしているのに・・・・。 石川県の7月の日照時間は、平年の半分以下である。 2003年の冷害、不作の年と似ていると言う農家もいる。 まだ、梅雨の空けない北陸地方。 台風5号の発生も気になる。 こんな年こそ、日ごろの土作りの成果があらわれる。 健全な土で、しっかり育った有機米。 土の力と、彼らの力を信じるしかない。

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2007年7月 9日 (月)

正社員募集

有機大豆の種まきが遅れている。
しかし、社員の皆が皆頑張ってくれる。
梅雨の空を睨みながら、ここ数日の間に、約50ヘクタール位を播種することができた。
折り返し地点だ。
明日は雨の予報。一休みできるかな?(社長は仕事です)
さて、3月から正社員として働いてくれていた就農希望のA君が卒業することになった。
農業は、基本的に一年一作。
独立希望者には、具体的な作物やビジョンが見えれば、すぐにでも独立を勧めるのが私のスタンスだ。A君の場合は、レンコンの栽培に魅力を感じたらしく「それならすぐにレンコン農家へ修行に行きなさい」と背中を押した感じだ。
前の勤め先からお付き合いがあり、金沢農業にとって貴重な人材であったので、大変悲しいが、本人の未来を考えたうえでの、独立支援となった。
さて、金沢農業では、農業に夢や働き甲斐を感じ、一緒に頑張ってくれる仲間を若干名募集します。
我こそは!!と思う方、是非連絡ください。
連絡先 imura@k-daichi.com
募集内容
事業主:金沢農業 井村辰二郎 (法人ではありません)
事業内容:石川県金沢市を中心に有機大豆・有機小麦大麦・有機米を栽培しています
耕作面積:畑地208ヘクタール(麦大豆の二毛作)、水田20ヘクタール
正社員:5名
募集人数:1名
仕事の内容:トラクター・コンバインの運転を中心とした水稲・麦・大豆栽培オペレーター
正社員(厚生年金/社会保険完備)
年齢20歳以上/学歴不問/試用期間3ヶ月
給与:固定給プラス残業手当・通勤手当・家族手当等有り
労働時間:8時〜17時(昼休み1時間)
休日:農閑期1・2・8月(日曜・祝日)
農繁期:指定日 
夏期休暇 冬期休暇 有給休暇

関連会社
(株)金沢大地 (食品加工・販売)

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2007年3月 6日 (火)

パブリックコメントを出そう

農林水産省から有機農業の推進に関する基本方針のへのパブリックコメントの募集があります。インターネットやファクスで広く意見を募集していますので、是非パブリックコメントを出してください。様々な意見があると思いますが、皆さんの意見や情報が基本方針に反映されるはずです。

締め切りは3月15日、奮ってご参加ください。

もちろん私も長文作成中です。(笑

以下、農林水産省HPより引用

募集ホームページ
     ↓

http://www.maff.go.jp/www/public/cont/20070301seisaku_1.html

有機農業の推進に関する基本的な方針(案)についての意見・情報の募集

この度、「有機農業の推進に関する基本的な方針(案)」について、広く国民等から意見・情報を募集いたします。
今後、本案については、提出いただいた意見・情報を考慮した上、決定することとしております。

一句  「鳴かぬなら 夢でも見ようホトトギス」

Posted by 井村辰二郎 at 04:54 午後 営農 | | コメント (0) | トラックバック (2)

2006年12月24日 (日)

正社員募集

有機大豆の収穫も無事終了し、有機小麦をあと60アール播けば、本年の畑仕事は終了する。クリスマスはゆっくり休んで、26日に農場の仕事納め、忘年会となる。
当農場で3年間働いてくれたM君が来年の1月で退職することになった。優しく真面目で、感性の豊かなナイスガイ。一生懸命頑張ってくれていたのだが、他の道へ行きたいという事で残念だ。
さて、金沢農業では新年から新しいスタッフを募集する。有機農業に夢を持てる方がいたら是非連絡してほしい。
連絡先 imura@k-daichi.com
募集内容
事業主:金沢農業 井村辰二郎 (法人ではありません)
事業内容:石川県金沢市を中心に有機大豆・有機小麦大麦・有機米を栽培しています
耕作面積:畑地108ヘクタール(麦大豆の二毛作)、水田30ヘクタール
正社員:4名
募集人数:2名
仕事の内容:トラクター・コンバインの運転を中心とした水稲・麦・大豆栽培
正社員(厚生年金/社会保険完備)
年齢20歳以上/学歴不問/試用期間3ヶ月(宿舎有り)
給与:固定給プラス残業手当・通勤手当・家族手当等有り
労働時間:8時〜17時(昼休み1時間)
休日:農閑期1・2・8月(日曜)農繁期:指定日 夏期休暇 冬期休暇
※ジャガイモ・タマネギ・ニンジン栽培の経験者は優遇します。
関連会社
(株)金沢大地 (食品加工・販売)

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2006年7月31日 (月)

梅雨明けの大豆畑

060731_062029_m_1 梅雨が明けた。早朝の大豆畑だ。朝日の逆光で見ずらいが、7月上旬に播いた大豆が25センチ位の丈になった。6月上旬に植えた早い大豆はもうひざ上まで伸びている。開花も近い。畑の雑草も伸びてきて、トラクターによる中耕・培土が待ったなし。収穫まで、夏草との戦いが続く。

Posted by 井村辰二郎 at 06:44 午前 営農 | | コメント (3) | トラックバック (0)

2006年7月30日 (日)

金沢農業 第二農場 ①

能登の輪島市門前町にある山是清に金沢農業の第二農場を拓く構想が試験栽培の段階にきた。農地の所有は、石川県農業開発公社。河北潟干拓地と同じ国営の事業で、能登の山奥に約60ヘクタールの農地を開墾した。多くの農家の方が入植したが、痩せた赤土と農業を取り巻く情勢でその地を離れ、多くの土地が、耕作放棄地として荒れ果てている。リンゴや葉タバコの栽培を続ける農家が数軒残っているが、ご苦労なさっているようだ。この農地を8ヘクタール借り受け、開墾。大豆を播種した。6月上旬の事だ。本年は、田植えの作業が早く終わり、麦の生育遅れで、6月上旬の仕事に余裕があった。先行して動いていた利用権設定の審査も通り、6月1日から8ヘクタールの農地にチャレンジした。往復4時間。私を含め5人のスタッフで、トラクター・播種機・堆肥を運び、精力的に大豆を播いた。「カッコウが鳴いたら大豆を植えよ」カッコウではなくウグイスの声が響く山間での種まきとなった。

Posted by 井村辰二郎 at 10:39 午前 営農 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月24日 (月)

晴れ間を盗んで

昨日、梅雨の晴れ間を盗んで、大豆を8ヘクタールほど播いた。7月中は晴れ間が期待できないので、不本意だが強引に播いた。大雨の前の大豆播種は禁手である。大雨で緩んだ畑は、トラクターが沈んでしまい、良い仕事ができない。また、播種後の雨は、大豆の発芽不良・酸欠による生育不良の原因となるからだ。昨年の今ごろは、干ばつで発芽不良、昨年と正反対だ。夕方から雨の予報だったが、夜の10時ごろまで播くことができた。九州地方の大雨に比べれば、感謝しなければいけないのかもしれない。大雨の被害にあっている農家方々、頑張ってください。

昨夜は羽アリの飛ぶ日だった。トラクターのライトに多くの羽アリが集まり、途中で作業を中断する程だった。目の中・耳の中・ズボンの裾からパンツの中まで、羽ありだらけ。目と耳の中は困る。羽アリ達もまた、貴重な晴れの夜で有る事を知っているのだろう。

Posted by 井村辰二郎 at 10:15 午前 営農 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月21日 (金)

農繁期

060720_150002_m 麦刈り→大豆播種。6・7月の農場は戦争だ。7月中旬からの大雨で中断している大豆の種まき、30ヘクタールほど撒き遅れている。自然の力には勝てない。田んぼの「あきたこまち」は、早くも出穂している。秋の実りを前に日照不足が心配だ。書きたいことが山ほど溜まっている。少し頭の中を整理して、少しづつ書いてゆきたい。

Posted by 井村辰二郎 at 09:56 午前 営農 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年5月28日 (日)

泥おとし

4月下旬から約一ヶ月続いた「田植」が終了した。昨年より5日くらい早く終わり、昨日は市内の温泉施設で、スタッフの慰労と6月の麦収穫・大豆播種のミーティングを兼ねた「泥おとし」を行った。不気味なくらい低温が続いた4月5月。農作物の被害が出始めている。先輩農家には、平成5年の凶作と似た気候とおっしゃる方もいる。麦の収穫も5日位遅れそうだ。麦収穫の5日の遅れは、大豆播種には致命的な遅れとなる事が有る。梅雨の天気とにらめっこの畑作業。6月の好天を祈る。当農園では、栗の花が咲き、蝉が鳴き出す頃に、田植えの「泥おとし」になる。

Posted by 井村辰二郎 at 08:46 午前 営農 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年5月13日 (土)

ポジティブリスト

農薬に対する残留基準を設けて使用を規制する「ポジティブリスト制度」が5月29日から適用される。今までは、使用禁止農薬のみ規制の網が張られていたが、今後は使用が認められている農薬にも残留基準を設ける。

Posted by 井村辰二郎 at 09:57 午後 営農 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年5月12日 (金)

棚田で沈没

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湿田に強く調子が良かった新しい田植え機だが、津幡町方面の田んぼで2回沈んでしまった。確信犯。いつも沈む田んぼで、新車がどのくらい強いのか試してみたのだ。1回目は160馬力のクローラトラクターにワイヤーを掛けて脱出。2回目は4トンユニック車のウインチで引っ張った。田んぼではまるのは慣れっこになっているので、臆することなく深い田にチャレンジしてゆく。トラブル関係の神経が麻痺しているのかもしれない。深い個所に挑むときも「この進行方向なら道から引っ張れるな」などとリカバリーの方法を考えながら運転する。写真は棚田で沈んだ田植え機。閑散とした谷だが、うぐいすやカエルの声がにぎやか。トラブルが無ければ、農作業をしていても気持ちが良い場所。でも、最近は周りに休耕田が目立ってきたのが残念だ。

Posted by 井村辰二郎 at 06:34 午後 営農 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年5月 6日 (土)

農薬てんこもり

前回、市販の苗が良くないと表現した。理由は、見た目は青々と美しいのだが根っこが張っていないし、ひ弱である。もうひとつ良くないところが有る。それは、床土の中に、殺虫剤と殺菌剤が混合されていることだ。殺菌剤は「いもち病」等の予防。殺菌剤は「ゾウムシ」や「ドロムシ」等の防除のためだ。以前は、苗箱処理として、苗箱の上からパラパラと粒状の農薬をかけていた。これはこれで、栽培農家の責任で、認可された農薬を使っているのだから使うなとは言えないが、最初から床土に混ぜられているのは危険だ。つまり、兼業農家などの非プロ農家が、農薬の使用目的や効果、生態系に与える影響などを認識しないで使うケースが多いことが問題なのだ。当然供給側も説明はしているだろうが、高齢者や経験の少ない兼業農家が、農薬の意味を理解せずに使用する場合も多いと思う。実際、先日田植えに出向いた時も「おじいちゃん、この苗は土の中に農薬沢山入っているね。どんな薬が入っとるがけ?」と尋ねると。「さー何が入っとるがかねー?田植えの後で農薬やらんでいいし、楽やって言っとったけど・・・」毒を自然界に撒くのに、その意味を考えず使うとは、なんと情けないことか。こんな農業が日本中で行われているのならば、国が言う環境保全型農業・食育の推進などナンセンスだ。まず、農業関係者全員が農薬を使う意味をもう一度考えてほしい。
稲にとって必要な菌も虫も全て殺してしまう。そんな技術が万能なはずなどないのだ。

Posted by 井村辰二郎 at 06:35 午後 営農 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年5月 4日 (木)

手前苗

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田植が終わったばかりの田んぼは美しい。化学肥料で青々とした美しい緑色の苗が水面の色を変える。五月晴れの今日は特に美しく、蛍光色を感じるほど鮮やかだ。しかし、有機の苗ではそうはいかない。少しの有機肥料で育った私の苗は、慣行栽培のそれとは色が違う。粗植(まばらに植える)で一本植えではなおさらだ。(普通は3本くらい植える)なんとも寂しい田植えだ。隣の田んぼの叔父さんからも「アンちゃんこんなんで大丈夫なんかいや」と声をかけられる。大丈夫・大丈夫。自分に言い聞かせるように答える。
田植機が普及して、苗箱に蒔いた苗をセットする。シッカリ根の張った苗が良いとされ、マット状と形容するくらいに、シッカリと根を張らせなければならない。今年の苗は大変調子がよく、根っこが張った。先日お客さんの持ち込みで植えた市販の苗とは大違いだ。写真は「ひとめぼれ」の有機苗。ロールケーキの様に、クルクル巻くことができる。

Posted by 井村辰二郎 at 07:09 午後 営農 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年5月 2日 (火)

ミミズのフン

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私が生まれ育ち、営農の拠点となっている「八田町」(はったまち)金沢市の北部に位置する3000人位の集落だ。日本では、ここと琵琶湖の北部にしか生存しない珍しい「ミミズ」がいる。「八田ミミズ」学名/ジャポニカハッタ。長さが1メートル近くにもなる巨大なミミズだ。実際私が幼稚園~小学校の低学年の頃(35年位前位)の田んぼには「八田ミミズ」が沢山いた。それがある時、春の水田に沢山のミミズの死骸が浮遊しはじめた。農薬だ!!当時は高度経済成長の真っ只中で、強い農薬が多投された時期。今思えば、あの時、農薬の危険性に気づかなければいけなかったのだ。耕運機が普及し始めたのもその頃から、過度なロータリー耕もミミズに災難をもたらした。しかし、ほとんど絶滅に近かった「八田ミミズ」だが、最近ちょくちょく見かけるようになってきた。強い農薬が減り、減農薬の傾向があるからだろうか?田植えの途中、久しぶりに「八田ミミズ」を捕まえてみた。おお!!長い。
兄が小学生のとき書いた詩を思い出した。

「ミミズのフン」
ミミズのフンは泥だ。
地球上の土はほとんどミミズのフンだ。
「まっさかー」
でも本当だ。
僕はミミズのフンをふんでいるのかなぁ?

Posted by 井村辰二郎 at 05:24 午後 営農 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年5月 1日 (月)

田んぼの生きもの

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「農を変えたい3月集会」でNPO法人田んぼ理事長、岩渕成紀さんの話を聴いた。感銘を受けた。私の幼年時代は、水田や小川が遊び場で、魚や虫取りに熱中した。農繁期の水田では、なかなか小さな生き物まで目が届かない。忘れていた何かを思い出させてくれた。少し反省して、ゆとりを持って田んぼの生き物を観察してみた。いるいるおたまじゃくしや、タニシが沢山いる。多くの命が生きる「田んぼ」。職場の美しく豊かな自然に感謝して営農に励むべし。感謝

Posted by 井村辰二郎 at 07:35 午後 営農 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月30日 (日)

黄金週間

お豆腐を作り終えて、田植えに出かける。お客さんの所の田植えだ。若いスタッフたちも少し休ませて上げなければ・・・。(原則ゴールデンウイークは休みなし)スタッフの寺田君が二日前にパパになった。元気な女のお子さんが生まれたそうだ。子供は世界の宝、元気に育ってほしい。従業員の家庭に子供が生まれるのは初めての体験。農場主・経営者としての責任を感じる。五月の真中。決して休んではならない時期。5月5日子供は思い切って、スタッフ全員、お休みにしてみるか・・・・・。

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2006年4月21日 (金)

田植え

100点ではないが、思ったより良い苗ができた。有機栽培の水稲育苗は苦労が多い。さて、田植え。4月25日の開始を予定していたが、本日は冬型の気圧配置になり、朝はミゾレが降っていた。寒い4月だ。お客さんの田植えが4月30日から始まるので、29日には田植え機の試運転が必要。天気予報とにらめっこだ。

Posted by 井村辰二郎 at 04:31 午後 営農 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年4月10日 (月)

おおヒバリ

麦畑を巡回していると、今年初めてのヒバリを見つけた。先日ウグイスの声を聞いたばかりなのにもうそんな季節か・・・・。ヒバリは麦畑の上を高く広く飛び、自分のテリトリーを主張する。小学校の中学年ころの国語の教科書に「ヒバリの縄張り」についての話が有ったのを、ふと思い出した。最後の結びで「ヒバリの巣は探さないで下さい」と書いて有った。私も決して探したりはしない。

Posted by 井村辰二郎 at 06:18 午後 営農 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月 6日 (木)

プールかん水

060404_171756_m ピアレス(商品名)を掛けてから中4日で、プールかん水の開始。待ちに待った瞬間だ。緑化までの行程は昨年までと同じだが、今までは毎日、スプリンクラーのように、苗箱の上から水をまいていた。また、気温の高低に合わせて、ビニールハウスの側面のビニールを巻き上げたり下ろしたり、きめ細かな管理が必要だった。管理を間違えれば、悪い苗になってしまう。今年導入したプールかん水なら、一度水を張れば、側面のビニールを巻き上げたままでOK。苗作り一年目で省力に挑戦だ。

神様成功しますように。

今晩から少し気温が下がりそう。金沢の桜は本日開花宣言。いきなり花冷えの週末だ。

Posted by 井村辰二郎 at 05:39 午後 営農 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月 3日 (月)

発芽

060403_083438_m 発芽「ハトムネ」状態にした種もみは、30度~32度に24時保ち、「催芽」と呼ばれる芽だしを行う。その後、種まきプラントで、15センチ×30センチの苗箱へ種まきを行う。およそ20メートル位のラインで、全自動の流れ作業が行なわれる。(床土を入れる→種をまく→水をかける→覆土をかける)苗箱は6枚ずつ20段、合計120枚をフォークリフト用のパレットに積み、温床電熱が完備されたビニールハウスの中でさらに発芽させる。気温によるが、中三日位でプールかん水の準備が整ったビニールハウスに並べる。保温のためピアレスと呼ばれるシルバーシートを上にかけて、さらに4日位、緑化を行なう。1葉から1.5葉期になるとシートを取って、プールに水を入れる。明日辺りが入水の時期だろうか。昨日まで寒い日が続き苗の状態が心配だったが、なんとか順調にきている。新しい技術の導入は気苦労・リスクが有るが、楽しみも多い。床土のレシピからプール育苗の技術指導まで、貴重な時間と知恵を頂いた先輩農家、小松の岩岡様、本当にありがとうございました。

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2006年3月14日 (火)

積算温度

種モミの温湯消毒が終わったら、水槽の中で十日間くらい浸け置く。十度から十二度くらいで「積算温度」が100度から120度になる計算だ。米の種は「ハトムネ」と呼ばれる状態(モミが透き通って膨れた状態)で苗箱に撒く。3月20日頃に撒く予定だったが、日中5度以下の日が続くため遅れそうだ。金沢は季節はずれの雪が降っている。豆腐造りの水も冷たい。

Posted by 井村辰二郎 at 07:14 午前 営農 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年3月 9日 (木)

60℃→10分間

060309_174108_M この表題で「種モミの温湯消毒」と、ピンとくる方はお百姓さんか農業普及員さんだろう。もしかしたら、水稲農家の方でも実践経験のない方がいらっしゃるかもしれない。水稲の育苗では、バカ苗病など種子の保菌に由来する病害を防ぐために、昔から「温湯消毒」の技術が用いられてきた。牛乳の殺菌に似ている、高温なら短い時間で、低温なら長い時間をかけて殺菌するのだ。昔は我が家でも、お風呂のお湯に一晩種籾を浸けて消毒をしていた。最後に入る人の仕事で、兄弟で譲り合いをしたものだ。笑)慣行農法では、省力化の為に「ヘルシード水和剤」等の殺菌剤を利用するのが一般的だ。消毒を終えた排水は川や海に垂れ流すことも日常である。百歩譲ってもこの農薬は使うべきではないと思う。
本日、温湯消毒を行った。900kgの種を半日かけて消毒した。種籾は品種別に色違いのネット(巾着袋)に五キロづつ小分けする。本年は五品種なので、赤・青・緑・黄色・白の袋を使用した。写真は緑のネットに入った「コシヒカリ」。実は、温湯消毒するには大量のお湯が必要になる。私の場合、900キロ消毒するには、75度のお湯を約1000リットル沸かさなければならない。家庭のボイラーやガスコンロを使っていては大変な作業だ。ここに、安易な農薬が普及した原因があるのかもしれない。しかし、当農園では豆腐製造用のプラントが活躍してくれる。一人でも、半日有ればその作業を終えることができるのだ。

以下、代表的な薬剤名
ヘルシード水和剤(ペフラゾェート)     
テクリードCフロアブル(イプコナゾール・銅) 
スポルタック乳剤(プロクロラズ)         
トリフミン乳剤(トリフルミゾール)         
スターナ水和剤(オキソリニック酸)        
スポルタックスターナSE(プロクロラズ・オキソリニック酸)
トリフミンスターナSE(トリフルミゾール・オキソリニック酸) ヘルシードスターナ水和剤(ペフラゾェート・オキソリニック酸)
ヘルシードスターナフロアブル(ペフラゾェート・オキソリニック酸)
ヘルシードTフロアブル(ペフラゾェート・チウラム)
モミガードC水和剤(銅・フルジオキソニル・ペフラゾェート)
モミゲンキ水和剤(生物農薬)  

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2006年3月 3日 (金)

お米の種

060303_182423_M 今日は桃の節句。雪が降ったが午後から晴天に。3月に入ると、急に忙しくなる。毎年のことだが、準備不足!!お米の種まき(育苗)は、昨年まで父親の指導の下で行われてきたが、本年から私が主体で行うことになった。プレッシャーである。前から取り入れたかった「プールかん水」と「籾殻くん炭とピートモスを使った軽量苗作り」の二つの技術に新しくチャレンジする。有機管理の育苗は難しくリスクも多いが、丈夫で健全な苗を育てられるように努力したいと思う。ハウスの補修や床土の混合、種の温湯消毒など、同時進行で重要な作業が進んでゆく。本日、全ての種が揃った。「あきたこまち」「ひとめぼれ」「コシヒカリ」「五百万石」「ほほほのほ」本年はこの5品種を作付けする予定だ。種子の値段はキロ当たり500円から660円位(籾殻がついている状態)。昔は自家採取もしたが、近年はコンタミ等の問題もあり、JA等から証明書つきの種を購入する。しかし有機栽培の考えでは、自家採取が基本で矛盾を感じる。コーデックスによるアイフォーム、JONAの認証では平成20年までに、100%の自家採取が義務づけられている。当農園にとっても深刻な課題だ。

しばらくブログのアップができなかったが、これからは、なるべく農場や農作業中心に情報をアップしたい。

最後ですが、本日関西から農場に遊びに来てくれたNさんご夫婦、遠いところをありがとうございました。

Posted by 井村辰二郎 at 06:03 午後 営農 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月17日 (金)

エコ農家になれない有機農家

農林水産省のある方からすすめられ石川県のエコファーマーの認定を受けようと、二年前から準備を進めてきた。昨年は、小麦が石川県の対象作物ではなく、調整中とのことで一年待ったが、結局対象にはならないとのことで、水稲・大豆・大麦での申請準備となった。しかし残念ながら、今回も申請を見送ることにした。本日午後、担当の津幡農林総合事務所に出向き、三名の普及員の方からコメントを頂き、その内容から決意した。つまり自分から取り下げたのだ。彼らの指導はこうだ。1、面積が大きすぎる。2、現在の管理状態(雑草のことだと思う)では、苦情が出た場合、石川県が何故認定したのかが説明ができない。

面積を減らしての申請を打診されたが、自分の思いと合致しなかっため取り下げることにした。正直悲しかった。技術的には発展途上であるし、お世辞にも草が無いとは言えない、しかし、ここ数年は除草の技術も上がり、県外から訪問する多くの農業者・実儒者からも、他県の有機農家と相対して、その技術を評価してもらい、手ごたえを感じていた。しかし、地元の専門家から低い評価を受けていたとは、大変残念に思う。

有機JAS制度は消費者保護の為の法律である。一方で、エコファーマー制度は、環境保全型農業を振興させる事が目的だと思う。石川県では技術の面で、慣行栽培並みの成果?が認められなければ気持ちよく認定できないということか?文章が、批判や愚痴っぽくなってきたので、この辺で止めよう。

実は、石川県農林水産部とは、過去にも、似たようなやりとりが2度あった。最初は、有機認証の相談に行った時、野鼠航空防除地帯であることがネックになって申請を断念した。2度目は、農業生産法人化の相談に行った時、担当の普及員から補助金目的と取られ、時期尚早と指導された。

しかし、結果としてはその当時の指導が適切で、今日の経営があると思う。現実を認識し消化することが大切で、前者は有機認証NPO JONAさんとの出会いをうみ。後者は、農産工房「金沢大地」の設立に発展した。つまり、現在、当農場の農法やその結果は、農業関連者から見て、未熟に写り、市民権を得ていないと言うことだろう。申請を断念するにあたり県の担当者に申しあげた事を復唱しよう。「当農園の有機農業技術は発展途上であるが、農業の専門家である普及員の方々から管理不足と指摘されるたことは、厳粛に受け止めるべきである。今後は技術を磨き発展させ、県の普及員の方に、認めていただけるような営農を実践できるようになったときに、再度認証のお願いに参ります」

つまり、頑張るということだ。この経験をバネにして、技術を高め有機農業の発展に寄与できるような経営体を目指すのだ。周りの目や論評など気にしてはいられない。問題は全て自分の営農の中にあるのだ。頑張れ日本の有機農業!!

Posted by 井村辰二郎 at 03:28 午後 営農 | | コメント (5) | トラックバック (0)

2006年1月14日 (土)

堆肥散布

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急に気温が高くなり、雨が降ってきた。早朝から雪解けによるカスミが田畑を覆っている。明日から少しお日様が顔をだしてくれるようだ。今日から自走式のマニュアスプレッダーで堆肥の散布を開始した。冬眠中の麦若葉の上に雪が40センチ・その上から完熟堆肥を撒く。白い畑が黒く変身して、異様な光景になる。実は、融雪材も兼ねて施肥しているのだ。麦の生育のスピードにとって「積算温度」は重要な要素だ。早く雪が解けて、微生物が活発に働く畑をつくり、表土の温度を高くする。降雪で遅れた成長分を挽回するウルトラCだ。

Posted by 井村辰二郎 at 04:57 午後 営農 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年12月12日 (月)

天気のことばかり

051211_171451_M 天気の話ばかりで申し訳なく思う。ふっ切れたはずなのに、空を見上げて「ため息」週間天気予報を見て「ため息」。元来くよくよしない性格のはずなのに。今年の天気は調子が狂う。あげくのはてに、こんな写真まで撮ってしまった。

Posted by 井村辰二郎 at 06:13 午後 営農 | | コメント (1) | トラックバック (1)

2005年11月20日 (日)

アレロパシー

55860266_239s 有 機栽培は雑草との戦いだ!!害虫を憎いと思ったことは一度もないが、雑草のことが、にくくて、憎くてたまらない。でも最近は、想いすぎて、愛してしまって いると感じるときすら有る。「アレロパシー」日本語で「他感作用」植物の持つ力で、他の植物を排除し、自分の縄張りを確保するため、根からある種の毒素み たいなものを出すらしい。植物の生理である。外来種で日本の空き地を制覇した「セイダカアワダチソウ」のそれが有名で、初めて体験するヨーロッパの強い 「アレロパシー」に、日本の在来雑草が太刀打ちできなかったそうである。私の体験では大豆等もこの力を持っていて、この力を上手に利用するのが有機農家の 知恵である。日本の草では「彼岸花」の強い「アレロパシー」が知られる。確かに葉がしげる訳でもないのに、ぽつんと皆で林立している。雑草の多い当農園の 畦にこの「彼岸花」を移植した。来年の稲刈りの終わり頃には美しい花が咲くだろう。そろそろ、開拓地でもある干拓地の風景をデザインする時期に来ている。 花を植え植樹をして美しい農園にしたいものだ。

Posted by 井村辰二郎 at 08:57 午前 営農 | | コメント (0) | トラックバック (0)