2009年2月 1日 (日)

白髭のシュークリーム工房

Totoro

オーガニックの国産小麦に挑戦して何年になるだろうか。
我が家の自給自足率を高めたいと、周囲の反対を押し切り栽培を開始した有機小麦。
有機認証制度の規格の制約から、様々な補助金の対象になりにくい。
国産有機小麦はマーケティングが難しく、再生産ができないのだ。
今現在、有機小麦は、金沢農業でも赤字部門である。
緑ゲタ(実績払い)無しのいわゆる地産地消の麦類を再生産するのは困難だ。

経営者として単純に分析したならば、全てを麦茶用(カロリーゼロ)の有機大麦に転換すべきかもしれない。

さて、それでは何故国産有機小麦を生産するのだろうか?
我が家の食料自給自足率への疑問から栽培を始めた有機小麦栽培。
最近、流通業者へ供給している500g入りの有機小麦粉以外に、業務用25kgの販売が伸びてきた。

小麦は、色々な商品の原料になり作っていても面白い。
写真の「トトロのシュークリーム」も業務用お客様の商品。
東京都杉並区高井戸にある「白髭のシュークリーム工房」である。

大きな製粉会社に工業原料として取り扱われる「外麦・国産麦」に対して、地産地消の小麦は、生産者の顔が見える農産物である。
年産によるタンパクや水分のばらつきは有るが、その風味は個性豊かで風土の香りがする。
地産地消の国産小麦は、地域興しや食育の推進、農商工連携等様々な可能性を持っているのだ。

昨年の春ごろ一通のメールから始まった「白髭のシュークリーム工房」への有機小麦粉供給。
小麦生産を続ける理由のひとつである。

Posted by 井村辰二郎 at 09:03 午前 有機小麦・大麦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月12日 (土)

山是清の有機小麦②

昨日はスタッフと2台の汎用コンバインで有機小麦の収穫を行いました。
門前第二農場 山是清の有機小麦収穫も明日位で終わります。

映像は、畑に遊びに来たキツネ君。
コンバインがよほどめずらしい様子で、遠巻きに眺めています。
30メートルほど近づくと少し逃げますが、ウロウロ麦刈りが終わった麦稈の残る畑で遊んでいます。
10分ほど遊んで、帰ってゆきました。

映像は、
山是清の有機小麦畑をコンバインで刈り取りながら携帯電話で撮影。
運転しながらポケットより携帯電話を取り出し、アップで撮影しました。
画質も悪く、コンバインの音が大きくて雑音が多いですがご勘弁を。

マムシやキツネに野うさぎ、奥能登まで来ると野生のキャストが変わってきます。
自然がいっぱい。
今度は何と遭遇するだろうか
最近能登方面へ移動中というクマさんにも会えるかもしれない。
少し怖いなー^^

Posted by 井村辰二郎 at 04:45 午後 有機小麦・大麦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月 4日 (金)

山是清の有機小麦

河北潟干拓地のオーガニック小麦もあと少しで刈り終わります。
天候に恵まれ、周辺の大規模農家は、大豆の播種も終わったというのに、金沢農業では一粒の大豆も植えていません(汗

有機ハトムギの播種は進みましたが、大豆の播種は7日月曜日からとなります。

石川県のエンレイ・あやこがね等の播種適期は5月下旬から6月上旬。
二毛作の麦後大豆でも6月中旬から下旬までに播かなければならないのだが・・・・・(汗

いろいろな思いがあり、本年の大豆播種は、7月に集中して行います。
門前第二農場も同時進行。
一ヶ月で、約140ヘクタールの大豆を播くことになるのです。(再度・汗

写真は、色づいてきた門前山是清のオーガニック小麦畑(ナンブコムギ・準強力粉)です。
来週末には刈り取りできそうです^^
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O8komugiyamakore

Posted by 井村辰二郎 at 08:31 午前 有機小麦・大麦 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年6月14日 (土)

天候に恵まれて


雨が降りません。
こんな麦秋は初めてです。

天候に恵まれて、オーガニック大麦の刈り取りが順調に進んでいます。

大麦の刈り取りは残り30ヘクタール位。

追いかけるように、有機小麦の刈り取りが始まります。

いつもなら、大麦の収穫と平行して、有機大豆の種まきを行うのですが、
今年の有機大豆の種まきは、意図的に遅らそうと思っています。

雑草対策です。
とにかく、畑の麦を収穫することに全力を尽くします。

でも、門前の山是清は、開墾→大豆の播種を先行させます。
夏の農繁期は慌しく過ぎてゆきます。

Posted by 井村辰二郎 at 09:27 午後 有機小麦・大麦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月12日 (木)

門前第二農場のオーガニック小麦

昨年12月、有機大豆の収穫後に、必死で播いた有機小麦が、立派に育っています。

赤土の土壌はまだ若く、土作りに時間がかかりそうですが、たくましく成長してくれました。

花が終わり、これから小麦の実が充実してゆきます。今月末の収穫期には、真っ赤な穂となり、美しい色に変化します。ナンブコムギは赤い美しい小麦です。金沢大地の準強力粉として、パンや醤油になります。

写真が撮れたらまた報告しますね。

Komugiyama1 Yamakomugi

Yamakomugi2



Posted by 井村辰二郎 at 07:38 午前 有機小麦・大麦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月29日 (木)

トトロのシュークリーム

Totoroどうですか?
可愛いでしょ^^
杉並区高井戸にオープンした「白髭のシュークリーム工房」さん。
安全な国産小麦粉を求めて、金沢大地のオーガニック小麦粉を選んで下さいました。

そして作ってくださるのが「トトロのシュークリーム」

感謝です。
食べてくれる子供達の笑顔を想像すると、農作業の励みになります。
有機小麦を作り始めて、世に出すようになってから、日本全国のパン屋さんや和菓子屋さん、ケーキ屋さん、うどん屋さん、ラーメン屋さん、様々な実需の方々からお問い合わせ頂き、商品が開発されます。
「たい焼き」にして下さるお店も有ります^^
ドンドン拡がる農商のコラボレーション。
オーガニック小麦の栽培を始めて本当に良かったと感じます。

さあ、田植が終わればいよいよ麦秋!!

お天気に恵まれ、良い収穫ができますように。

頑張るぞー!!


一句

「成る体は 森の空気や大地の実」 

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Posted by 井村辰二郎 at 08:12 午前 有機小麦・大麦 | | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年4月22日 (火)

穀雨【こくう】

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24節気の「穀雨」

意味は「作物が潤う、春の雨が降るころ」

金沢では、農業用水に水が満ち満ち、早場米の田植が始まる頃。

河北潟干拓地の麦畑は、春の日差しと適度に降る雨により、大地から一斉に萌えだす。

化学肥料を使用せずに、大地の力(地力)だけで成長するオーガニック大麦は、この季節の雨を待っていたかのように、実りの麦秋へ向かう。

慣行栽培圃場は、3月末4月上旬に施肥した化学肥料により青々、黒々としているが、有機栽培の圃場は、控えめな緑色でまだ未熟である。

慣行栽培圃場の麦たちに追いつけ追い越せ。

有機栽培の麦たちは「穀雨」の季節から急激に成長する。

季節の意味を知るかのように。

一句

「雨任せ 太陽任せ 我育つ」 

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Posted by 井村辰二郎 at 05:16 午後 有機小麦・大麦, 河北潟の自然 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月 2日 (日)

オーガニック全粒粉の食パン

Pann オーガニック全粒粉で焼く食パン。
北陸で小麦栽培は無理と言われながら、有機小麦の栽培に挑戦してから何年経っただろうか。
有機小麦の栽培のおかげで、我が家の食料自給自足率は大幅にアップした。
昨年輸入販売を開始したドイツ製の電動石臼「キッチンミル」でオーガニックの全粒粉を自宅で挽き、フレッシュな小麦粉を食する(全粒粉は30%位)
なんと嬉しいことか。

8年前のイメージが実現している。
幸せであり感無量だ。

小麦粉と天然酵母・お塩・テンサイ糖。

食卓を豊かにしてくれるオーガニック全粒粉のパン。

原産地:パパの畑

加工:ママのキッチン

添加物:愛情

幸せです

一句

「おもいこは ふわりと育ち我満足 」 

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Posted by 井村辰二郎 at 09:17 午前 有機小麦・大麦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年2月19日 (火)

「全粒粉餃子の皮」開発中

Photoギョウザの事件については、原因がハッキリするまでは、コメントしないでおこうと考えていた。しかし、マスコミも大きく取り上げ、外交問題も絡み複雑な報告へ向かっているような気がする。迷宮に入ってゆくのだろうか。画像は以前の日記の引用だが、事件が朝刊に載る前の夜、我が家の食卓は偶然にも全粒粉ギョウザだった。実は昨年の暮れから、自家製の全粒粉を使ったギョウザの皮と、全粒粉を使ったラーメンを開発中で、函館のメーカーさんと試作品のやり取りをしていた矢先でも有った。この事件により、ニラの価格が上がり、ギョウザの皮の特需が有るらしいが、金沢大地製品の発売は、熱が収まるまでしばらく待とうと思う。

今回の事件は、学ぶことが多かったし、中国製に限らず生産者の顔が見えることの大切さを再認識することができた。

事件は、消費者行政の一本化や、加工品材料の原産地表示の是非など、多方面へ波及している。
賞味期限と消費期限の問題、製造年月日の表示の問題等は、以前から疑問に感じていたことである。
関係者は大変だと思うが、今回を機に、消費者保護と消費者利益の問題や、現在の食のシステム全体を大切に、皆で議論できれば良いと願う。


全粒粉ギョウザの皮のコマーシャル
挽き立ての全粒粉入りだからパリパリもちもちの食感で香ばしい。
4月には発売予定ですgood

一句

「母さんの 隣で育つ 台所 」 

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Posted by 井村辰二郎 at 07:12 午後 有機小麦・大麦, 農産工房「金沢大地」 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月29日 (水)

国産小麦を食べよう!!有機小麦オーガニック小麦

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日本の食料自給率を上げるためには、主要穀物である小麦と大豆の生産量を増やし、国産小麦・国産大豆の需要を喚起することが全てである。

こんなシンプルな課題を解決できないのには、様々な理由がある。例えば、日本の風土。小麦は乾燥した気候を好む作物で、雨の多い日本では供給量や品質が安定しない。また、大面積で効率がよく、各国政府の巧妙な保護政策を受けている輸入小麦の価格と、国産小麦の価格には大きな開きがある。

挙げればきりがない。

さて、もうひとつ、私が指摘したいのは、巨大化した製粉会社の存在と小麦の流通の仕組みである。昔は町の豆腐屋さんの様に、小さな製粉屋さんが全国各地にあった。その地域で取れる穀物を粉にし、豊かな郷土の食文化を支えていた。

しかし、小麦の輸入量が増えるにしたがい、大手との競争に勝てない中小の製粉屋さんは店を閉めていった。

私が小麦を生産して間もない頃、地元の製粉会社に製粉のお願いに行った時言われた言葉は、今も忘れない。(現在取引は無いがいろいろアドバイスを頂いている良い関係です)

「120トンくらい持って来たら挽いてあげるよ」

※賞味期限など考えると年4回に分けて製粉したい。

平成19年、金沢農業が約100ヘクタールの農場で生産した有機小麦・有機大麦の総量が、約200トン、とても一生産者で揃えられるロットではない。

こんな環境で、国産小麦の地産地消が進むはずもない。

※国の品目横断的経営安定対策も地産地消の麦・大豆に冷たい。

有機国産小麦となるとさらに深刻である。例えば、補助金の対象となりにくい為、生産者が少なく絶対的な供給量が少ない。つまり、メーカー、マーケットが受け入れにくい。厳格な有機JASの規格により製粉会社の認証も必要となるなど、高コストになる。

私の国産有機小麦に対する情熱は、何年も空回りを繰り返してきた。

なんとか、安価で安定的にオーガニックの小麦粉を供給できないだろうか?

何年も考え悩んだ答えの一つが、家庭用の電動石臼と玄麦のセット販売である。

ここにたどり着くまでに、多くの挫折があった。

「自宅での製粉」

ヨーロッパでは伝統的な習慣・食文化だが、日本で定着させるには時間がかかると思う。

しかし、誰かが始めなければ生まれない。

挑戦してみる。こつこつと積み上げてゆく。

始まったばかりである。

皆さんのご意見をいただければ嬉しく思う。

ホームベーカリーに、地産地消の農産加工に、学校での食育授業に、こだわりのパン教室に、マクロビオティックの料理教室に、

是非是非活用していただきたい。

以下、金沢大地HPからの引用です。

■電動石臼 「キッチン・ミル」

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いつも農産工房「金沢大地」をご利用頂き、ありがとうございます。 弊社の有機小麦粉を使ってくださる皆様に朗報です。

ご家庭で玄麦を挽けば・・・・・・。

1、全粒粉などマクロな食生活が気軽に楽しめる
2、原料を自分で挽くから安心
3、安全で新鮮な全粒粉や小麦粉が安価で手に入る
4、挽き立ての風味と香りが楽しめる
5、お蕎麦等の雑穀も粉にできる
こんな素敵な国産小麦生活が送れます。

このマクロな電動石臼「キッチン・ミル」は、
パン作りの本場ヨーロッパで人気の有るドイツ製の家庭用電動石臼です。
スイッチを入れて上から投入するだけで、20分間に約2,000gの玄麦(粒の小麦)を挽くことができます。
できた全粒粉は、そのまま使えます。
フスマ(小麦の外皮の部分)と末粉を取り除く場合は、料理用の篩を使ってセパレートする事ができます。

■「玄麦小麦」の販売を開始します。

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●有機シロガネコムギ玄麦(薄力粉)1400円/5㎏入り袋。(280円/1㎏当たり)
●有機農林61号玄麦(中力粉)1400円/5㎏入り袋。(280円/1㎏当たり)
●有機南部小麦玄麦(準強力粉)1500円/5㎏入り袋。(300円/1㎏当たり)
●有機ゆきちから玄麦(強力粉)1500円/5㎏入り袋。(300円/1㎏当たり)

 

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■電動石臼「キッチン・ミル」好評販売中。

●ご購入の場合 68,000円(消費税・送料込み) 幅150×奥150×高320mm 重さ6.2kg (市販の製パン機より小さく、コンパクトです)

製粉能力 100グラム/分
木部材質 ブナ材
石臼部材質 セラミック・コランダム
グレイン投入部容量 850グラム

高さ/幅/奥行き   

32cm/15cm/15cm
重量 6.2kg
使用電力

260ワット

保証 3年

 

●ご購入の場合

68,000円(送料・消費税込み)

下の申し込みフォームへご入力頂くか、お電話でお申し込みください。

お申し込み・問い合わせ  076-257-8818(平日9時から18時)

 

●レンタルの場合(2年契約) 月額1,890円(消費税・送料込み)

※全て消費税・送料込みの料金です。(沖縄・離島除く)

レンタルの第一次募集は締め切らせていただきました。

好評に付き、8月の下旬に第二次募集 を予定しております。

詳しくは、 下のフォームへご入力頂くか、お電話でお問い合わせください。

お申し込み・問い合わせ  076-257-8818(平日9時から18時)

レンタルなら月々わずか1,890円(税込み)

■クーリングオフについて

レンタル契約後、8日以内であればクーリングオフが適用されます。 (株)金沢大地までご連絡ください。 (詳しくは、契約書の裏面をご覧下さい)

■途中解約について

お客様のご都合で、途中解約される場合は、2年間のレンタル料金の合計「45,360円」から、解約時までにお支払いいただいたレンタル利用料金の合計を差し引いた金額の解約料金が必要になります。※商品はご返却いただきます。(送料はご負担いただきます)

解約料金の例①

●有料利用期間5ヶ月で解約した場合の解約料金 45,360円(24ヶ月のレンタル料金の合計)-9,450円(1,890円×5ヶ月)=35,910円

解約料金の例②

●25ヶ月以上ご利用の後、解約した場合の 解約料金はかかりません。

■レンタルのお申し込みからお支払いまで

1、ホームページもしくはEメール、ファクシミリで仮注文ください。

2、必要書類を郵送いたします。

3、契約書を読んでいただき、契約書・預金口座振替 依頼書に必要事項をご記入の上、ご返送ください。

4、書類が届き次第、商品を発送いたします。ご利用ください。

※レンタル契約後、8日以内であればクーリングオフが適用されます。 (株)金沢大地までご連絡ください。 (詳しくは、契約書の裏面をご覧下さい)

 

■製粉できる穀物

●小麦●大麦●ライ麦●蕎麦●雑穀●玄米 ※十分乾燥した穀物のみご使用ください。

■使用上の注意

●十分に乾燥した穀物を使用してください。家庭用の製品ですので、業務用など長時間の連続使用はできません。(連続で2kg位、それ以上挽く場合は5分ほど時間を置いてください) ●玄麦は湿度の低い冷暗所で保管してください。虫が付き易いので、夏場は冷蔵庫での保管をお勧めしますが、挽く前に常温に戻してください。結露によりトラブルの原因になります。

■ふるってフスマ(小麦の外皮の部分)を分ける方法。

●料理用の篩(ふるい)を使用してください。篩の網の目の大きさは、お好みで選んでください。

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ご購入◆[電動石臼・キッチンミル]
おうちで、挽きたての味とかおりを楽しめます。
マクロビオティックな生活しませんか。

おまたせしました。

電動石臼「キッチン・ミル」再入荷です。

価格 58,000円
(消費税・送料込)

・サイズ   幅150×奥150×高320mm
・重量   重さ6.2kg
(市販の製パン機より小さく、コンパクトです)
・20分間に約2,000gの玄麦(粒の小麦)を挽くことができます。
できた全粒粉は、そのまま使えます。

電動石臼「キッチン・ミル」に関する、
購入・レンタルのお問い合わせはこちらからどぞ。


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Posted by 井村辰二郎 at 05:45 午後 有機小麦・大麦 | | コメント (1) | トラックバック (3)

2007年6月29日 (金)

梅雨空の下で

Photo_4 今日は朝から雷雨。
農作業はお休みとなった。
有機大麦・有機小麦の収穫は90%が終了し、後10ヘクタールほど刈り残している。
昨日は、大型コンバインを4台動かして有機小麦の収穫を急いだ。
残念ながら夕方から雨が降り出し中止となったが、昨日だけで20トン位の有機小麦を収穫できた。

この時期まで来ると、畑に残った有機小麦は、刈り遅れと湿気による品質低下が懸念される。
今後、長雨が続けば収穫断念という事態も有り得る。
次の晴れ間、3日間が勝負だろうか?
梅雨空を見上げ、祈るばかりだ。

2_1 しかし、欲は言うまい。
これだけの収穫機会を頂いただけで感謝しなければならないのだ。

さて、次は有機大豆が待っている。
6月中には播きたいのだが、昨日まで7ヘクタールしか播けてない。

3_1

「大豆はカッコウが鳴き始めたら播け」と言われるが
カッコウが鳴き始めて久しい。
夏至も過ぎ、有機大豆の播種も待ったなしなのである。

有機小麦の収穫のみ優先して、有機大豆をおろそかにすることはできない。


一句「カッコウよ 播けよ播けよと鳴かないで」07056

Posted by 井村辰二郎 at 09:43 午前 有機小麦・大麦 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2007年6月13日 (水)

有機小麦の収穫も始まりました

00 有機大麦の収穫から遅れること一週間。
有機小麦の収穫も始まりました。
最初に刈るのは、有機薄力粉の原料「シロガネコムギ」

その後、「農林61号」→パン用小麦の「ユキチカラ」→準強力粉の「南部小麦」と
順番に刈って行きます。
ラジオから流れる「九州、山口県で梅雨入り」のニュースに耳を傾けながら、収穫を急ぎます。
残念ながら明日は雨模様。
今日は乾燥機が一杯になるまで頑張りました。
02_2
最初の写真は、乾燥前の「シロガネコムギ」
次の写真が、働き者の「おじいちゃんコンバイン・クレイソン」

01_6 最後の写真は、色づいてきた南部小麦。
農場は大忙しだ。
一句「空梅雨か恵みの雨か民知らず」07053

Hakuriki1_1

Posted by 井村辰二郎 at 09:03 午後 有機小麦・大麦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年6月12日 (火)

有機大麦畑の一憂

070612_183251_m_1 有機大麦の刈り取りがピークだ。
週末は天候が崩れそう。
頑張らねば!!

さて、今日も有機大麦畑は賑やかだ。
今日はクサカゲロウが飛ぶ日。
コンバインの運転席のガラス窓には、100ピキ近いクサカゲロウがくっ付いている。
美しい虫だが、あまり多いとグロテスクだ。
しかし、この虫の幼虫は、ハダニやアブラムシを食べる益虫として知られる。
この子達が沢山いるということは、ハダニやアブラムシが異常発生することが無い環境であることを意味する。
生態系の秩序が保たれている。

クサカゲロウを食べに、ツバメやトンボが集まってくる。
麦畑は賑やかだ。

こんなことを考えていると、コンバインで収穫中の畑から、突然鴨が飛び立つ。
「おいおい危ないな」
「巣があるんだね」

070612_154123_m_1 飛び立った当たりを探すと、簡単に巣を見つけることができる。
巣をそっとどかして、麦刈りを続ける。
農家にできる事は、この畑を耕す時期を遅らせることくらいだろうか?

何度も何度も近づいてくる母ガモ。

可愛そうだが「麦畑で産卵しないでね」とお願いするしかないのだ。

様々な命を育む有機大麦畑。

しかし「有機栽培農家 井村辰二郎」結果として、多くの命を奪っていることがある。

麦を刈り、畑を耕せば、その環境は一変してしまうのだ。

一句「カゲロウと麦をかき分け巣を探す」07052

Posted by 井村辰二郎 at 08:18 午後 有機小麦・大麦 | | コメント (4) | トラックバック (1)

2007年6月 7日 (木)

オーガニック大麦の収穫です

01_4 いよいよ有機大麦の収穫が始まりました。まだ田植も終わってませんが、麦刈りに突入です。
4台の大型コンバインを動かす予定ですが、初日の出陣はドイツのクラース社製「ドミネーター」一台。
頼りになるコンバインです。
豊かに実った有機六条大麦を、オペレーターのS君が刈り取ってゆきます。
02_1
とうとう始まった、最高の農繁期。
03_1

明日から雨の予報なので、日没まで頑張ります。




一句「麦秋のこの一時にかける民」07050

05

04

Posted by 井村辰二郎 at 06:42 午後 有機小麦・大麦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月30日 (水)

麦茶の美味しい季節です

01_3麦の収穫のシーズンを「麦秋」と呼びます。
入梅前の晴れ間を盗んでの収穫作業は気を抜けません。

金沢大地の有機麦畑も黄金色に色付いて来ました。

本年も、安全で美味しい麦茶をお届けできるように、麦刈り頑張ります。
有機大麦の収穫を追いかけるように、今度は有機小麦の収穫が始まります。

B_mugicha_yuki_1

刈り取りと同時に有機大豆の種を播くので、六月の農場は大忙し。
本年も良い実りを収穫できますように。

そして、美味しい麦茶をお届けできますように。

一句 「カッコウは鳴けど 畑は黄金色」 07048

Posted by 井村辰二郎 at 01:25 午後 有機小麦・大麦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年5月16日 (水)

虫天国

007 有機小麦畑は、6月の麦秋へ向かって、少しづつ色付いて行く。
有機小麦の穂は、虫天国。
もちろん害を及ぼすわけではない。様々な虫たちが穂に止まっている。
虫たちにとってこの季節は恋愛の季節。
パートナーを求めて穂の先で、必死にPRしているよう。
私の有機圃場は、てんとう虫が多い。
畑の中に入り見渡せば、視界に入るだけで20匹以上のてんとう虫を観察できた。

てんとう虫の社交場と言ったところだろうか。

虫探しクイズ。
写真には4匹のてんとう虫が隠れています。
簡単ですね。
答えは↓

0071 手の平に取ると、必ず指先まで登ってから飛び立つ。
てんとう虫さん。大豆のアブラムシ退治、頼みましたよ。

☆☆☆☆☆☆☆

一句「麦の穂と 天まで届け 七つ星」 07046

012

Posted by 井村辰二郎 at 07:15 午後 有機小麦・大麦 | | コメント (0) | トラックバック (2)

2007年5月 4日 (金)

(R指定)誰かさんと♪誰かさんが♪麦畑♪

Mugimoe 五月の麦畑は気持ちがいい。

誰かさんと誰かさんが麦畑♪
イチャイチャしているいいじゃないか♪
僕には関係ないけれど、いつかは誰かさんと麦畑♪

若い方はご存じないかもしれないが、こんな歌もある。
キジやヒバリや虫たち、沢山の生命を育む有機小麦畑、色々なシーンに出会う。

以下、R指定!!18歳未満閲覧禁止です。笑)

Musi一句 「蜂か虻 浮世にさらし ああ失敬」

07037

Posted by 井村辰二郎 at 07:25 午前 有機小麦・大麦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月 2日 (水)

有機小麦の花

D30070430_016 有機小麦達も、元気です。

Komugi1_1 早生品種のシロガネは、花をつけ、
晩生のパン用小麦の穂も顔を出してきました。
有機大麦に負けるな!!
美味しい小麦粉が届けられますように。

一句 「麦の花や 風吹き抜ける 膝の丈」 
07036

Posted by 井村辰二郎 at 10:44 午前 有機小麦・大麦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月30日 (月)

Organic barley

Oomugi 有機大麦の生長が旺盛だ。
ゴールデンウイークの大麦の美しさは、体験しないとわからないと思う。

D30070430_002 風が走れば、穂を揺らし。
太陽がが沈めば、穂先の毛が染まる。
様々な表情を見せてくれる大麦畑。
収穫の季節は後一ヶ月後に迫っている。

美味しい麦茶が届けられますように。

一句 「おおヒバリ 畑に土産をおいて行け」
07035

Posted by 井村辰二郎 at 03:12 午後 有機小麦・大麦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月21日 (土)

有機小麦畑

昨夜から降っていた雨が止んだ。金沢は暖かい朝である。
気の早い農家は、昨日あたりから田植えをスタートした。
金沢農業は、代掻きのピークで、田植えは来週中ごろからとなる。

この季節の適度な雨は、有機小麦や大麦にとって恵みの雨である。
田んぼの春仕事の妨げにもならないので、適度な雨はありがたい。
暴風雨にならない限り、春の農作業は着々と進んでゆく。
070416_140758_m
写真は、有機小麦の走り穂。
6月中旬の刈り取りまで、実を充実させる大切な時期だ。

一句 「田植前 夢膨らます穀雨かな」
07031

Posted by 井村辰二郎 at 10:14 午前 有機小麦・大麦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月10日 (火)

ギョウザを焼く人

20070409200536 我が家の定番、金子製粉さんの全粒粉「餃子の皮」。農林61号の風味が良く、もちもちカリカリで美味しい。
遅く帰ると、台所に焼く前の餃子が置いてある。疲れているときは、とてもつらいのだが、焼くしかない。

焼くこと自体は嫌いではない。
中はジューシーに、外をカリカリ&もちもちに焼くコツは。
国産の上質な油をフライパンになじませて、ギョーザを並べたら70%位の水をいれて、水が飛ぶまで、蓋をする。(くっつかないように餃子の間に、十分クリアランスを取るのがコツ)
蓋を取ったら、上質なごま油を風味付けに、ケチケチ垂らす。
カリッときつね色の焦げ目が付くと出来上がり。

タレは、有機醤油とりんご酢のハーフハーフ。

お試しあれ。

一句 「残業も 頭腹癒すフライパン」

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Posted by 井村辰二郎 at 07:07 午後 有機小麦・大麦 | | コメント (0) | トラックバック (2)

2007年4月 6日 (金)

誕生日の動画

「20070406203721.3gp」をダウンロード

誕生日の夜。

金沢大地の有機小麦薄力粉のケーキの話を書こうと思ったら、子供達からバースデーソングのプレゼント。

こんな嬉しい事は他に無い。

携帯で撮った動画。

インターネットの世界は、youtubeなるサイトもあり、動画の時代がやってきたようだ。

ささやかな幸せをアップしてみた。

有機小麦の話は、また今度。

プライベート映像。悪しからず。

Posted by 井村辰二郎 at 09:20 午後 有機小麦・大麦 | | コメント (5) | トラックバック (0)

走り穂

070406_084611_m_5 天気予報では、しばらく晴天が続くようだ。
河北潟干拓地の有機六条大麦の畑で、例年より早い「走り穂」を観察できる。

極早生の品種が混ざっていたり、突然変異種だったり、色々考えられるが、この時期の走り穂は数も少なく、極端に早いので突然変異種のような気がする。
本格的な「走り穂」のシーズンになると、畑の中に「走り穂」が散見できるようになる。大豆後の2毛作地帯では、4月の下旬頃だろうか。

麦畑の中では、オスのキジ達が縄張り争いを始め、空中では、ヒバリが高く鳴く。
賑やかな季節になる。

一句 「何故急ぐ はしりほ高く 空し」

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Posted by 井村辰二郎 at 09:38 午前 有機小麦・大麦 | | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年3月12日 (月)

お誕生ケーキ

私の有機小麦で作った有機小麦粉はケーキ作りに、とても人気がある。我が家でも子供たちの誕生日、クリスマスにはケーキを焼く。ケーキつくりは妻と娘の担当となるが、私は密かに井村家ご用達パティシエの座を狙っている(娘もライバルなので、実現は難しそう)。

子供たちが牛乳アレルギーだったので、以前は豆乳クリームで作ったが、アレルギー体質も少し改善され、最近は生クリームタップリのケーキを作る。

市販のケーキは、滅多に食べさせてもらえない子供たちは大喜び。家族の笑顔に大満足の父であった。
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                レシピを紹介しようと思ったが、妻が企業秘密だと言って教えてくれなかった。(涙

スポンジの色は、マスコバ糖の色だそうです。

一句 「年重ね 苺に写る笑顔かな」

Posted by 井村辰二郎 at 05:54 午後 有機小麦・大麦 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2007年2月 8日 (木)

鴨は大麦若葉が大好き~その後

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やられた、やられた。「有機農家 井村辰二郎の有機小麦畑には鴨が入らない」などと豪語するものだから、天罰が下ったのか、チラホラと鴨の食害が目立つようになってきた。水はけの悪い畑を中心に、15ヘクタール位食べられただろうか。このブログで鴨の食害を報告した後に、テレビの全国放送で何度も取り上げられたらしく、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれない。本年は降雪が少なく、渡り鴨の数も多いらしい。ここ数年では最大の被害が報告されているそうだ。仲間の農家で80%も被害にあってる方もあり深刻だ、私の圃場はまだ被害が少ない。食べ方も、麦踏の効果で食べにくいのか、葉先をついばむ程度である。麦の葉も暖冬の好影響で徒長が早く、食べられても食べられても伸びてくる感じだ。有機小麦への食害のストレスで、かえって分ゲツが増えて増収するのでは?などと分析し、脳天気なことを言っていると、さらに天罰が下るかもしれない。いけません、いけません。いずれにしろ、自称愛鳥家の私としては、鴨達が北へ帰るまでの間、心穏やかにして天命を待つのみである。最初の写真は、葉先が食べられた有機小麦「ユキチカラ」葉先が綺麗に無くなっている。パン用の強力粉で人気の商品だ。ユキチカラの作付けは、この圃場だけなので「鴨さん全部食べないでね」
最後の写真は、一番早く播いた有機大麦。
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Posted by 井村辰二郎 at 02:46 午後 有機小麦・大麦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年2月 1日 (木)

小児気管支喘息

有機農家4人家族、妻以外はアレルギー体質だったりする。子供二人は、牛乳卵のアレルギーで、娘は克服したが、下の男の子は牛乳を飲めない。そして、深刻だったのが、気管支喘息。幼い頃に3回の入院経験がある。ハウスダストに対するアレルギーで、旅行の時などは、今でもネブライザー(吸入器)を携帯する。結婚と同時に新築したヤスブシンの在来工法住宅。中途半端な機密性と断熱性、結露とカビで悩まされている。家については機会がをみてレポートするが、今日は、衣食住のなかで食の話。我が家の喘息対策は、「加賀レンコンのお味噌汁」そして「大根の上に、じろ飴を乗せてその汁を飲むこと」風邪による喉の痛みなどにも効果がありお勧めだ。
実はこの「じろ飴」金沢の名物で、俵屋さんが有名なのだが、私のお勧めは、奥能登「横井商店」の飴。スローな製法で、原料にもこだわっている。
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この「じろ飴」の原料が「大麦の麦芽」(モルツ)と「お米」である事を知る人は、案外少ない。金沢農業の「有機大麦」と「有機米」で、オリゴ糖たっぷりの健康的で美味しい飴ができるのだ。
実は、就農10年を記念して、久しぶりに二つの新商品開発を行うことにした。その第一弾が「有機じろ飴」である。
昨日から風邪気味で、風邪が喉についた。写真は「大根とじろ飴」。2時間くらいで、大根とのコラボレーションが終了する。喉に流し込んで、豆腐つくりだ。気合!!

Posted by 井村辰二郎 at 08:35 午前 有機小麦・大麦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月29日 (月)

有機小麦の☆お好み焼き☆

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農産工房「金沢大地」の有機薄力粉は、ケーキやクッキーで御好評いただいているが、私がよく作るのは☆お好み焼き☆またアバウトなレシピだが紹介しよう。
じねんんじょは豪快に。小麦粉・豆乳は控えめにがコツです。
4人分材料(大型のボール1杯)
★農産工房「金沢大地」の有機薄力粉   150グラム
★長いも(今回はじねんじょ)         400グラム
★井村さんの豆乳(非売品)笑い       100CC
★井村さんの平飼い自然卵(非売品)   4個
★キャベツ(みじん切り)           1/2個
★石巻の蒸タコ                お好み
★紅しょうが(みじん切り)          お好み
★ひかりソース・三河みりん・ひかりケチャップ
★青海苔・鰹節粉

Posted by 井村辰二郎 at 12:48 午後 有機小麦・大麦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年1月16日 (火)

有機準強力粉のピザ

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友人家族を集めたパーティーで、久々にピザを作った。学生時代のバイト先で、コーヒーとピザを仕込まれ、手が覚えている感覚だ。ショートニングを国産の油に、グラニュー糖を三温糖に、ドライイーストを山神天然酵母に、そして外国産小麦粉を金沢大地「有機準強力粉」へ置き換えた。レシピは目分量でアバウトだ。
油はオルター金沢さんから購入した「菜種油・ひまわり油・ごま油・椿油」のブレンド油。これにオーガニックのオリーブオイルを少量加えた。
パンタイプのピザシートではなく、薄くパリパリの食感を楽しめる「クッキータイプのシート」を目指す。いろいろトッピングしたが、アンチョビとジンジャーのピザが人気だった。子供たちはセロリを忍ばせたベジタブルピザを美味しいと言ってくれた。家族とお客様の笑顔に大満足。
有機小麦栽培を始めて最高に良かったと感じる瞬間だ。

Posted by 井村辰二郎 at 03:03 午後 有機小麦・大麦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月28日 (木)

河北潟の七不思議

「鴨は大麦若葉が大好き」のつづきです。

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金沢は朝から大荒れの天気。強風にミゾレは、典型的な冬の北陸の天気だ。こんな日はカモ達が騒ぐ。強風や横なぐりの雨をものともせずに、大麦畑を荒らす。生きてゆくためのカモたちの営みなのだからしかたがない。しかし今夜からは雪になりそうでなので、雪が積もれば大麦を食べることはできない。すこし鴨たちが不憫な気さえする。(被害に会われている農家の方ゴメンナサイ)鴨追いの夜間パトロールも今日でひと段落だ。

さて、私の有機小麦・有機大麦畑。信じられない話だが、ここ数年は鴨の被害がほとんど無い。仲間の農家からは「河北潟の七不思議」と言われたことも有る。「脅しの旗」も立てないのに、何故か私の畑だけ、鴨が降りないのだ。

「堆肥の匂いを嫌がるのではないか?」と仲間の農家が言えば。「有機栽培は雑草が多いからではないか」と普及員が言う。(失礼だ怒)不思議な話である。

私は答える「彼らは私が愛鳥家であることを知っているのですよ」

真実は鴨達に聞いてみなければわからないが、私なりに、観察し仮説を立てて対処法を検討、実験的に実行してきた成果だと考えている。(少し誇らしげ)

畑に降りる鴨たちの気持ちになったとき、畑の表面が光る事、これが畑に降りる条件だと考えた。

仮説:鴨たちは天敵から身を守るために、安全な場所を選んで餌場とする。広々と見通しが良く水辺の湿地帯で水が多いと事が舞い降りる条件だ。

対処法:水はけを良くする為に、明渠(排水の溝)を掘る。サブソイラー(トラクターに装着した長いナイフのような機械で、畑に切り込みを入れる)。土壌表面のクラストと呼げれる土膜を作らないように、ロータリー耕などで表土を細かくしすぎない。(不耕起がベスト)

上記は当たり前の技術だが、最も重要なポイントは、重粘土で腐食率の低い土の物理性を根本的に改良する事。つまり、堆肥等の有機物を投入して、健全な土壌の団粒構造を醸成することなのである。

「私の土作り」は窒素・リン酸・カリを有機物で補うことではなく、人の手で土の物理性を変えてゆくと事に重点を置いている。

有機小麦・有機大麦の畑に鴨の食害が少ないのは、父親の代から土作りに重きを置き、土壌改良を実践してきた地道な積み重ねの成果であると考えている。

写真は、大きな明渠を掘った有機小麦畑(シロガネコムギ)鴨の害は、ほとんど無い。

石川県のレポート

http://www.affrc.go.jp/seika/data_kanto/h13/19/narc0119t19.html

Posted by 井村辰二郎 at 09:10 午前 有機小麦・大麦 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年12月27日 (水)

鴨は大麦若葉が大好き

061227_164556_m 061227_164724_m 当農場が有る河北潟干拓地周辺は、シギ・サギの数では、ラムサール条約の規程を満たすほど、水鳥が多い地域である。冬場は、鴨やコハクチョウ等の渡り鳥も多く、にぎやかだ。愛鳥家にとっては素晴らしいことだが、農家の事情は異なる。河北潟干拓地の農家にとって、鴨は害鳥で有り「レンコン」「大麦」「牧草」などへの被害が深刻なのだ。レンコン畑に潜り収穫前のレンコンを食べ、1千羽以上の鴨の群れが畑に降り立ち、緑のじゅうたんの様に美しかった大麦畑を、一夜で「まるはげ」にしてしまう。大麦農家はたまったものではない。

農家の防衛策は、肥料の袋でこしらえた「脅しの旗」や「脅しの為のテグス」を畑に立てること。投光機と鴨の天敵「イヌワシの声を響かす装置」の付いた軽トラックで、夜回りをして鴨をおとり池に追い込む作業。(当番制で18時から22時まで)そして最後は地元の猟友会にお願いする形で駆除を行なう。(禁猟区であるために野放しのカモたちを法的手続きを経て、駆除する)

さて、生態系に敬意を持つ私の立場は?もちろん駆除反対である。私の有機大麦・有機小麦畑も鴨の標的であり、父親の代から被害に遭ってきた。以前は旗も立てたし、今年も鴨追いの夜回りに参加する。しかし、鉄砲による駆除は反対である。

5年ほど前だろうか。鴨の気持ちになって考えてみた。空中を飛び移動する鴨達はどんな場所に降りたいのだろうか?

以下、そのとき頭に浮かんだ光景。

日没から数十分後、夜行性の鴨達は羽根を休めていた河北潟の水辺から一斉に飛び立つ。その数約二千羽。その群は夜の浮雲に見え隠れする月の光の中を餌場に向かって移動する。降りる場所を意思決定する群れのリーダーは考える。なるべく水辺に近い状態の湿地帯に降りたい。外敵から群れを守るためである。ローターリー等で美しく耕した麦畑の表面は、月の光を反射し湖面のように輝く。「あそこへ降りるぞ」狙われた畑は「脅し旗」の有る無し関係ない。「脅し旗」が無害であることは学習済みなのだ。

写真は、仲間の農家が麦畑に立てた「脅し旗」。効果なく若葉を食べられてしまった。

次回「河北潟の七不思議」へ つづく

Posted by 井村辰二郎 at 06:03 午後 有機小麦・大麦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月25日 (水)

大麦わかば

061024_133928_m 十月の好天の影響で、10月4日に播いた大麦の成長が旺盛だ。極端な早播きで、年内の積算温度が高い場合、徒長気味になり、出穂が早すぎる場合がある。難しいものだ。この畑は、物理性、ペーハー等に問題があり、多くの収穫は期待できない圃場で、管理栽培的(荒地になるのを防ぐ)な意味合いが強いのだが、ここ数年の土壌改良が実ってか、例年になく良い状態になっている。写真は青汁の原料として有名な「大麦わかば」。一回、麦踏に入っているので、分ゲツが始まっている。

Posted by 井村辰二郎 at 07:17 午前 有機小麦・大麦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月19日 (木)

有機大麦の種まき

061018_140438_m_1 大豆を刈りながら麦を播く。大豆収穫チームと麦まきチームに分かれて、農作業を行う。チームワークが重要だ。井村は総監督といった所だろうか。麦まきの方法は色々あるが、私の地域では、散播とよばれるバラマキと条播と呼ばれるスジマキが行われる。どちらも、一長一短だが能率優先ならバラマキ。品質優先ならスジマキといったところだろうか。昔はスジマキをしていたが、ここ数年はバラマキが中心だった。(不耕起播種も行っていた)技術的に考える事があり、本年から条播を復活させた。導入予定の播種機は、輸入業者の手違いで間に合わなかったが、業者が代替品を持ってきてくれた。パワーハローに播種ユニットが装着され、プラウの後、一行程で砕土・播種・覆土の作業ができる。2、5メートルの作業幅で、条間は12.5cm。

本来購入予定の機械は、鎮圧行程も同時に行えるため、発芽率の向上が期待できたのだが、残念だ。少し専門的になったが、麦播きもいろいろである。今年の狙いは、除草技術の向上。このスジマキが機械除草のポイントとなる。

Posted by 井村辰二郎 at 07:11 午後 有機小麦・大麦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月 9日 (月)

大麦の発芽

061009_091937_m 短い秋。大麦と小麦を一日も早く播きたい。しかし、大豆畑の刈り取りをしなければ、先へ進めない。はやる気持ちを抑えて、じっと我慢する。

写真は、水はけが悪く、大豆の作付けを行わなかった、1,8ヘクタールの畑へ播いた大麦の芽。10月4日に播いた種が大雨にも負けずに発芽した。発芽の姿はいつ観察しても感動してしまう。

Posted by 井村辰二郎 at 06:04 午後 有機小麦・大麦 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月29日 (土)

18年産小麦・大麦総括

060610_160626_m 060617_105240_m 豊作だった17年産と比べて大不作・・・・。自信喪失と反省の麦秋を終え、18年産の総括を記します。17年秋の大豆収穫と同時並行で行なわれた麦播き。水田跡の圃場は10月上旬に播種できたので大変良好でした。しかし、大豆収穫後の麦播種は、記録的な長雨と12月上旬の降雪で、完全に播き遅れてしまいました。ここ数年、当農場の大豆は、早生の「アヤコガネ」・中生の「サチユタカ」・晩生の「フクユタカ」を中心にリスクと作業の分散をはかるために、1/3づつ作付けしてきました。また、大麦の播き遅れを小麦の遅まきでカバーできるように、大麦→小麦のリレーで播種作業を行なってきました。10月の「アヤコガネ」刈り取り後の大麦播種は順調でしたが、11月に入ってから晴れの日が数日しかなく(金沢の気象台が観測を始めてから最低の日照だそうです)大豆は刈れない、麦は播けない、あげくの果てに雪がドカンと降って、The End.  1/3の小麦を融雪後の2月に播種するのがやっとでした。また、発芽不足・茎数不足、雪による害で、良い実りを得ることができませんでした。残念。大麦・小麦を原料として供給しているメーカーの方や、農産工房「金沢大地」の有機小麦粉を使っていただいている皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、19年産に向けて決意を新たに栽培計画の工夫などで19年産は豊作になるように頑張ります。

Posted by 井村辰二郎 at 09:41 午前 有機小麦・大麦 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年1月10日 (火)

有機の国産パン用小麦

我が家の食料自給自足率を計算したら、50パーセントを超えるのがやっとだと気づいた。小麦を栽培する前の話だ。日本の主食は小麦だと思う。パン・うどん・パスタ・ケーキ、妻や子供たちの大好物だ。1861610_9205052101
北陸は昔から小粒大麦の産地だが、小麦栽培それもパン用小麦(強力粉)を作らなければと考えた。クレイジーと口を揃える農業関係者を無視して、かれこれ6年くらい栽培しただろうか。現在栽培している品種は、多い順に南部小麦・シロガネ・農林61号・ユキチカラ。写真のパンは「ユキチカラ」のぶどうパン。ドライタイプの白神天然酵母と塩、有機黒糖、有機レーズンのみ使用。製パン機で気軽に作れる。夏なら2時間くらいで焼けるのも手軽。我が家の自給率を100%に導く、魔法の粉だ。(カロリーベース)笑。

Posted by 井村辰二郎 at 04:21 午後 有機小麦・大麦 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2005年11月21日 (月)

食料自給率→パン用小麦粉

56289776_117s ミクシー初心者であるが、先日、国産小麦生活なるコミュニティーに参加してトピックスを立てた。私は穀物農家で、大麦・小麦・大豆・米を主に栽培してい る。小麦栽培に挑戦する前に我が家の自給率を計算してみると、50パーセントを超えるのがやっとで、自給自足など程遠いことに気づく。パン・パスタ・うど ん・ラーメン・ピザ・餃子。妻も子供も小麦粉製品が大好きなのだ。日本の主食は小麦じゃないのか?その時決意したのが、小麦の生産。特に情熱を注いでいる のが「パン用小麦」強力粉だ。日本国産には良い品種が無く、味で勝負するパン屋さんは「レッドハードウインター」「プライムハード」など北米・オーストラ リア産の小麦を使っている。国産で有名なのは、北海道の「ハルユタカ」。国産小麦粉でパン作りをなさる方の多くがこの小麦のファンである。たしかに製パン 機で天然酵母を使っても、ふっくらとした良いパンになる。しかし、国産独特の風味が弱い気がするのだ。つまり、外国産の強力粉と似ている。理想の品種を求 めて20種類程も研究栽培を重ねているが、いまだに良い品種と巡り合えない。しかしよく考えると「ハルユタカ」をまだ試験栽培していないことに気く。そん なに人気が有るなら、意地を張らずに「ハルユタカ」の研究をしてみるか・・・。今年産の「ユキチカラ」が良い出来なので、もう少し考えてみることにしよ う。北陸産のパン用小麦。試行錯誤が続く。

Posted by 井村辰二郎 at 08:52 午前 有機小麦・大麦 | | コメント (0) | トラックバック (0)